こんにちは!
おうちでモンテッソーリを始めたいママをオンラインで応援する田草川かおるです。
モンテッソーリのオンライン無料体験会で100人以上のママとお話しできて、たくさん質問をいただいています。
目下、2歳、4歳、9歳の子ども達を相手にしながら、イヤイヤ期、男の子独特の悪い言葉や乱暴な言動期、そしてプレ思春期の反抗的な態度と、子ども達から鍛えられているので、私のモンテマインドも研鑽されています(笑)
そんな中、お子さんの無理難題にお悩みのママから、こんな質問を受けました。
ありますよね、、、
子どもの非効率的なこだわり。
横断歩道は白い線を踏まないといけないとか、踏んだらいけない、とか。
サンドイッチは解体して、具から食べる、とか。
着替えるときのボタンは下からとか、上から、とか。
このこだわりに、全部応えないと、、、、ダメ?
断ると泣かれるから、面倒で適当に応えようとして、余計泣く。
よくあるパターンですよね。
「モンテッソーリ=子どものやりたいことを尊重する」からと言って、わがままを全部かなえるわけではありません。
私からR様に確認させてもらった点はただ一つ。
普段どのくらい「自分で決める機会」を持っていますか?
という点だけです。
子ども特有のこだわりは、一見すると単なるわがままにしか見えないかもしれません。
何色のコップで飲もうとも、エレベーターのボタンを誰が押そうとも、靴をどっちの足から履こうとも、ママにしてみたら「どっちだって良いでしょ?」ということばかりです。
ただ、モンテッソーリの敏感期で、「秩序の敏感期」というものにいる子供にとっては、自分の中の秩序が見出される=足元がひっくり返るくらい不安なこと、だと思ってあげてください。
コーヒーだと思って飲んだら、黒豆の煮汁だった!くらい驚くし、本人にとって嫌な体験になってしまうんです。
(あ、私は黒豆の煮汁飲めますけどね。コーヒーのつもりで飲んだら、、、ちょっと嫌かも、、、笑)
R様にお伝えしたのは、小さなことでも良いから、決める機会が多ければ多いほど、「わがまま」は言わず、その機会がないと、一番困るところで無理難題を言ってきます、ということ。
だから、おうちモンテでは朝起きた時から、夜寝るまで、できる限りたくさん子ども達に考えて、選んで、決めるチャンスを作って、ここぞという時だけ「ママが言ったから!」の印籠を切り出すことを提案しています。
さらに、オンライン連続講座では、お子さんのこだわりの時期とか理由を「敏感期」に沿って説明しているので、ママが「わがまま」として捉えなくなる傾向はあると思います。
お子さんは自分で決める機会が増えて、無理難題を言わなくなる。
ママは、子どもの敏感期がわかって、こだわりを押し付けられてもイラっとせずに流せるようになる。
これが、おうちモンテで目指すWIn-Winの関係です。
R様、ご質問ありがとうございました!
日々の悩みをリアルタイムで解決しつつ、子どもにイライラさせられない「モンテマインド」を整える連続講座では、夜間レッスンを初募集しています。
お子さんを寝かしつけてから、落ち着いた状態でゆっくりモンテッソーリを学んでみませんか?
オンラインなのでご自宅から、パジャマで参加もOKです(笑)
シドニーの冬時間(4月から10月)のみに開講可能なので、今回を逃すと来年まで夜間の時間帯でレッスンはできません。
残席1となっていますので、お早めにお問い合わせください♪