おうちでモンテッソーリを始めたいママをオンラインで応援する田草川かおるで
シドニーはイースターの四連休。
パパがおうちにいるので、子ども達の面倒を順番で見つつ、オンラインで料理を習ったり、勉強会に参加したり、いつもより長めの筋トレをしたりと充実した時間を過ごさせてもらっています。
時間があるので、夫婦の時間もしっかり取って、子ども達の進路について話し合いました。
私たちがモンテッソーリという教育方法を選んだ理由の一つに「世界中どこででも受けられる」というスケール感があります。
世界100カ国、20,000箇所以上で同じ環境が整えられていて、同じスタイルで学べる教育は他にないと思います。
なので、今後どの国に住んでもモンテッソーリがある、という安心感から、子ども達の幼稚園をモンテッソーリにしました。
今、6年前と状況が変わっていて、直近でオーストラリア以外の国に引っ越す予定はないのですが、それでも今後どの国で、どんな環境で学ばせたいかについては常にアンテナを張っています。
教育先進国と言われるシンガポールに引っ越した友達から一押しされるのがUWC(United World College ユナイテッド・ワールド・カレッジ)です。
日本にも長野に全寮制の国際高等学校として2014年に開校しました。
おうちでモンテッソーリの連続講座を受けて下っていたHさんはUWCイタリア校の卒業生で、モンテッソーリで育った子には向いているのではないかとお勧めしてくださいました。
卒業生からの声は参考になりますよね。
小学校から通わせるなら、シンガポール、オランダ、アフリカと場所が限定されてしまうのですが、一度キャンパスに行ってみたいと思っています。
ISAKが全寮制というのは、私たちにとって実は都合がいいんです。
ユミが高校に入る頃、末っ子のミカはまだ小学1年生。
全員で日本に帰るという選択肢もありますが、ユミだけ高校は寮に入ってもらうのもいいかな、なんて話もしています。
あくまで本人の意思に任せますが、候補としてはトップにあります。
小学校からの寮生活も楽しそうなんですよね。
日本全国に5カ所あるきのくに子どもの村学園。
東京から通いやすい南アルプスは常に定員いっぱいですが、北九州や長崎は狙い目だそうです。
時間割は大まかに決まっているけれど、何をするかは子ども達の自主性に任せる。
プログラムベースの学びを実践している場所はまだ数が少なくて、きのくにの取り組みはユミが3歳くらいの頃から気になっていました。
集団生活になじめるかどうか、子どもの性格にもよると思います。
全ての子どもに向いているわけではないけれど、学びのスタイルとしては面白そう。
mamagakuの新井学長に教えてもらった面白いフリースクールも良さそうです。
理系に特化していたらいいなと思ったのがManai。
小学校・中学校はフリースクールという形を取っていますが、子どもの「知りたい」をベースに伸ばしてくれるメンタリングシステムがいいなと思います。
▶︎Manai Institute of Science and Technologyのサイトはコチラ
Manaiは長期休暇に通えるプログラムがあるみたいなので、まずはそちらに参加させてみてもいいかもしれません。
国を選ばない(ついでに予算も!)という自由があるなら、通わせたいのはバリにあるGreen Schoolです。
サステナビリティに対する配慮も、子どもを中心としたプログラム作りも、外からの評価と通っている人の感想が一致するのであれば(爆)、是非通わせたい!
最近UWCシンガポールで働いていたクリス・エドワードさんが、ニュージーランドにグリーンスクールを立ち上げたそうです。
こっちの方が距離的に通いやすい気がする。
下見に行くのも簡単だし、コロナが収まったら行ってみたいと思います♪
とまぁ、小・中・高と候補に挙げたところで、最終的に大学はどうするの?
というお話。
大学院はもう既に候補があって(笑)
お茶の水女子大学で博士号を取って、全国の大学に精通しているRさんに勧めてもらったのが沖縄にある大学院大学。
▶︎沖縄科学技術大学院大学のサイトはコチラ
それにしても、みんな理系を勧めてくれるのはなぜでしょう(笑)?
大学はなんといってもミネルバ大学!
▶︎Minerva Instituteのサイトはコチラ(英語です)
4年間、7つの都市にある寮を渡りながら学んでいくというスタイル。
本当に学ぶ気がないと、続けられないですよね。
大学院もあるので、子ども達を大学に通わせながら、親である私たちが大学院で学ぶという選択肢もいいなぁ。
ユミが大学に行く時はちょっと難しいけど、ケイが通うことになる14年後?
50代半ばにして大学院にもう一度通うのもいいかも。
私たち夫婦が学んできた道とは全然違う選択肢がある子ども達。
自分で決めるには早すぎるかもしれませんが、世の中にはこんな場所があるんだ、学びの機会があるんだということだけでも知ってもらいたいと思います。
一番の学習は「旅すること」に掲げつつ、旅先に「将来通うかもしれないキャンパス」を織り交ぜていこうと思いました。
って、ハーバートとMITのキャンパスに行ったことがある私は、ついぞ通うことがありませんでしたが(笑)