NY円、5日ぶり反発 1ドル=91円45~55銭で終了、利益確定の動き
19日のニューヨーク外国為替市場で円相場は5営業日ぶりに反発し、
30銭円高・ドル安の1ドル=91円 45~55銭とこの日の高値圏で終えた。
前日夕の米連邦準備理事会(FRB)の公定歩合引き上げ発表を受けて米金利が他国より早く上昇する
という見方から 円売り・ドル買いが進んだが、短時間で円安・ドル高が大幅に進んだため
利益を確定させるための円買い・ドル売りが出て、円は上昇に転じた。
円はニューヨーク市場で一時92円16銭と、19日の東京市場の安値(92円10銭)を下回り
1月中旬以来の安値を付けた。
ただ、1月の米消費者物価指 数(CPI)でエネルギーと食品を除くコア指数が約27年ぶりに下落。
FRBは物価抑制のための金融引き締めを急がないとの思惑が一部で出たこともあり、
利益確定の動きとあわせて次第に円買い・ドル売りが優勢になった。
一方、同市場の円の高値は91円48銭だった。
円は対ユーロで続落し、前日比40銭円安・ユーロ高の1ユーロ=124円55~65銭で終えた。
公定歩合の引き上げで米国の金融引き締めが前倒しにな り、
投資家が運用リスクを積極的に取りにくくなる可能性が意識された。
このため海外市場では金利が相対的に高いユーロを売って円を買う動きが一時活発に なったが、
19日のニューヨーク市場では株式相場が小高く推移し投資家のリスク回避の動きが目立たなかったため、
円を売ってユーロを買い戻す取引が活発に なった。
ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反発。
前日終値の1ユーロ=1.35ドル台前半から1.36ドル台前半に上昇した。
米公定歩合引き上げ発表を受け前日夕 方以降ユーロ売り・ドル買いが進んだが、
ニューヨーク市場ではいったん利益を確定させるためユーロ買い・ドル売りが活発だった。
同市場のこの日のユーロの
高値は1.3619ドル、安値は1.3483ドル。(NIKKEI NET 07:30)







