83.66 (0.81%) 米国株、ダウ3日続伸し83ドル高 製造業の景況感改善や決算を好感
18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、
前日に比べ83ドル66セント高い1万0392ドル90セント で終えた。
終値は1月20日以来ほぼ1カ月ぶりの高値水準だった。
製造業の景況感改善を示す指標が投資家心理の改善につながったほか、
半導体関連企業を中 心に市場予想を上回る四半期決算が相次いだことも株式への買いを誘った。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数は5日続伸し、
15.42ポイント高い2241.71と1月21日以来の高値で終えた。
ナスダック指数が5日 続伸するのは、2009年12月18~28日(6日続伸)以来、ほぼ1カ月半ぶり。
欧州連合(EU)の欧州委員会と米司法省から、ネット検索・広告事業の 提携で承認を得た
と発表したソフトウエア大手マイクロソフトやインターネット検索大手ヤフーなどが買われた。
フィラデルフィア連銀が朝方に発表した2月の製造業景気指数が市場予想に反して上昇し、
6カ月連続でプラスとなった。
前日夕に市場予想を上回る09年 11~10年1月期決算を発表した
パソコン大手ヒューレット・パッカード(HP)が買われるなど、市場予想を上回る決算を発表した銘柄が買われた。
企業収 益の改善期待が、相場全体を押し上げた。
一方、朝方に発表した四半期決算で米国事業の既存店売上高が3四半期連続で前年同期を下回った
ディスカウントストア大手ウォルマートが売られ、ダウ平均の上昇幅を抑える要因になった。
週間の新規失業保険申請件数が予想以上に増加し、積極的な買いを手控える動きを誘った。
S&P500種株価指数は3日続伸し7.24ポイント高の1106.75で終えた。
業種別S&P500種指数では、取引終了にかけて原油先物など商品先 物相場が
上昇幅を拡大したことから「素材」が上昇率首位となった。
「一般産業」と「IT(情報技術)」が続き、下落は「通信サービス」だけだった。
ニュー ヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億6000万株(速報値)、
ナスダック市場は約19億9000万株(同)。
HPが買われ上昇率は1%を超えた。
四半期決算で純利益が大幅に増加し、収益見通しが市場予想を上回った
高性能アナログIC(集積回路)製造の半導体大 手アナログ・デバイセズは4%上昇した。
四半期決算で最終損益が黒字に転じたタイヤ大手グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバーも買われた。
一方、ウォルマートが1%安となり、ダウ採用銘柄で下落率が首位になった。
アナリストが目標株価を引き下げた半導体製造装置大手アプライド・マテリアルズも売られた。
通信大手AT&Tや製薬大手メルクにも売りが優勢だった。(NIKKEI NET 07:27)