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米国株、ダウ9ドル高、小幅に4日続伸 公定歩合上げの反応は中立



19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸した。

前日比9ドル45セント高の1万0402ドル35セントと1 月20日以来、約1カ月ぶりの高値で終えた。

前日夕に米連邦準備理事会(FRB)が公定歩合引き上げを発表したが、

この日の株式市場では相場には中立との 受け止めが多く聞かれた。

外国為替市場で対ドルでユーロが買い戻され、

ドルと逆の動きをしやすい商品相場が堅調に推移したことなどが株価を支えた。

 

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は6日続伸し、同2.16ポイント高の2243.87と、

1月21日以来の高値で終えた。ナスダック指数が6日続伸するのは2009年12月下旬以来。

 

前日夕の公定歩合引き上げの発表後、政策金利の引き上げ時期が早まるとの思惑が出て、

時間外取引では株価指数先物の下げが目立った。

ただ前日夜から、FRB理事や地区連銀総裁による

早期利上げの憶測を否定する趣旨の発言が多く報じられていた。

 

加えて朝方発表された1月の消費者物価指数(CPI)でエネルギー・食品を除くコア指数が

市場予想に反して小幅に低下。

インフレ懸念が高まる状況ではな いと、金融引き締め時期が早まるとの警戒感が後退した。

公定歩合引き上げは米金融市場や経済が正常化してきた証しだと、好意的にとらえる向きもあった。

 

相場は小幅安で始まった後、午前中ごろに上げに転じた。ドルの動きなどを手掛かりに

素材株などに買いが入ったほか、金融株の一角も上げた。

ただ今週初か らダウ平均は計293ドル高と、短期間で大きく上げており、上値は重かった。

相場は前日終値近辺でもみ合う場面が目立った。

 

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約11億2千万株(速報)。

ナスダック市場は約20億7千万株(同)。業種別S&P500種株価指数(全10業種)では、

「公益」など7業種が上昇した。

 

個別銘柄では、四半期決算と同時に発表した2011年1月期の1株利益見通しが

市場予想を上回った百貨店のJCペニーが大幅高。

一方、前日夕発表した決算で粗利益率が低下したパソコン大手デルが売られた。(NIKKEI NET 07:27)