千歳小東側の飛び地を通りかかると
そこには
今年２月の大雪で幹が裂けた
痛々しいマテバシイを
目にするのですが、
今朝は様子が違いました。
主幹の約半分を失ってしまったにも関わらず、
根元から勢いのよい
ひこばえが出ているではありませんか！
わずか４か月で。
枝からも同じように若い芽がふいています。
あちこちから、たくさん。
失われた葉に代わって。
木の下を見ると
マテバシイのどんぐりから発芽した
実生が４本。
折れた枝の空間から
光が差し込むようになって
発芽が促されたのでしょう。
エノキやケヤキの実生も見られます。
わずか４か月で
木はひこばえを出して
もしも木が枯れてしまうことがあっても
次世代へと命を繋ぎ
さらに実生を発芽させて
２重に危機対応を図っている。
すごいな〜！
木の強い意思のようなものがびんびん伝わってきて
思わず見入ってしまった驚きの朝でした。
