ここは保育園裏手、
公園東側の区道に面した、
昨年春に開園地になった場所です。
写真は14日に撮ったものです。
補植したネムノキの幼木は
無事に根付いて花を咲かせました。
なんか奥が騒がしいんです。
あの方ですよ。
見えますか？
側溝の向こう側の
キンモクセイに這い上がったアメリカノウゼンカズラの花に
ぶら下がっている派手な鳥。
なにをしているのかといえば
花を食べている。
むしゃむしゃという音が聞こえてきそう。
ホンセイインコにとって
おいしい部分を食べているということでしょう。
花の側面にくちばしを差し込んで
その中にあるのは雄しべや雌しべ。
花粉を出す前の雄しべの葯がおいしいのでしょうか？
問題は
受粉に関与しないこと。
花としては昆虫や鳥などに花粉を運んでもらい
受粉を担ってもらうのが目的なのに。
盗蜜などとも言われています。
いやいやこれは自然界のルール違反ですよ。
こないだは水元公園で
ユリノキの花のつぼみを側面からかじっていたのが
やはりこのホンセイインコでした。
アメリカからやってきた
ノウゼンカズラに、
亜熱帯のインドなどから来た（かご抜けした）
ホンセイインコがその花を食べている。
なんとも複雑に絡み合う
自然界になってしまったものです。
でも元はと言えば
どちらも人間のしたことですね。