ところで
キク科は全て集合花で
ノゲシもたくさんの花の集まりです。
いったいいくつの花が集まって
1個の花を構成しているのでしょう。
100個はありそうです。
この一つ一つが種になるのですから
その繁殖力たるや凄いことになります。
そこで
1個の花からできた綿毛を
数えてみることにしました。
見にくくてすみませんが
お皿の上の10個ずつ綿毛がついた種を載せていきました。
138個でした。
約140個としておきます。
複数個数えればより正確な数が出ますが
そこまでの根気はありませんでした。
しかし一株に咲く花の数は
これまた数えきれないほどの多数。
1年目
仮に一株に50個咲くとすると、
1本×50個の花×140個の種=7000個の種
1個の種が7000個の種に増えるのです!
2年目
そのうち仮に1%が発芽するとして
70本です。
70本×50個の花×140個の種=490.000
50万個近い種ができる!
3年目
490本×50個の花×140個の種=3.430.000
300万個の種!
ねずみ算どころではないノゲシ算、
増えるわけです。