ミズナラ 「どんぐり」を初めて確認!「どんぐりのもり」に14種。 | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

今朝は一気に涼しくなりました。

気温は16.2℃。

ようやく秋らしくなってきましたね。

 

ここはサービスセンターに近い「どんぐりのもり」です。

 

下の写真の木は何かというと

樹皮はコナラによく似ていますが

葉はコナラよりもかなり大きくて

ミズナラです。

 

ミズナラは

じつはまだ「どんぐりのもり」の一員として

看板に紹介されていません。

 

ミズナラであることが2015年にすでにわかっていたのですが

なぜか見落としてしまっていたことに

どんぐりのクイズを作っていた今年8月に気がつきました。

すみません。

サービスセンターにご相談したところ、

今からでは看板を新しく立てるには時間がないので、

来年に向けて準備しましょう、

ということになりました。

 

これは今年8月9日に撮影したもので

緑色のどんぐりができていたのでした!

 

さてさてどうなったでしょう。

茶色に熟したでしょうか。

 

初めて見ることになるミズナラのどんぐりに期待はふくらみます。

ところが木には見つかりません。

木の下を探すと、殻斗がありました!

 

続いてどんぐりもいくつも見つかりました!

 

隣のコナラのどんぐりも落ちていて

比べるとミズナラが断然大きい。

殻斗の形も違いますね。

 

ミズナラはブナなどと同様、

冷温帯に分布するブナ科の木なので

ブナに今のところどんぐりができないのと同様、

ミズナラも無理でしょうと決めつけて

無意識に頭から消えていたようです。

 

それが嬉しくもこんなに実っていたとは!

 

これで「どんぐりのもり」には

どんぐりができるブナ科の木は

14種類になったことになります。

祖師谷公園全体では、

これにクリが加わり15種になります。

日本のブナ科の木全22種類のうち

15種があるって多いですよね!

 

来年の秋までには、看板を新しくし

できたら「どんぐりカレンダー」にも加えたいです。

 

サービスセンターには再度お手を煩わせて申し訳ありませんが

どうぞよろしくお願いいたします。