クコ アキカラマツ 8年目にして「新発見」の花! | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

あえて場所は書かないことにします。

祖師谷公園のとある場所です。

 

細い枝が伸びていて

見るとそこに花が咲いているのです。

 

初めて見る花です。

落ち着いた紫色で

黄色い雄しべが目立ちます。

 

葉が束生しているのが特徴的です。

 

同じその場所に

もう一つ見たことのない

周囲に溶け込んでしまっている花が咲いていました。

 

なんとも頼りなげな花。

 

すでに花が終わって実をつけ始めています。

 

葉は3出複葉。

質感もやわらか、色もやわらかな緑色です。

 

どちらも見当がつかなくて

草本にも強い友人に写真を送って教えを乞いました。

 

最初のはタイトルにもありますがクコ。

あの赤い実をつけ

薬用植物としても知られるクコです。

東アジア原産、ナス科の落葉低木。

そういえば

葉はこれまで祖師谷公園で見たことはあったのですが

こんな奥ゆかしい花を咲かせるとは知りませんでした。

友人も花は初めて見たそうです。

 

次の花はアキカラマツ。

北海道〜南西諸島、国外では朝鮮、中国に分布。

山野に生えるキンポウゲ科の多年草。

友人は山でしか見たことがないと驚いていました。

 

先日のゲンノショウコもそうでしたが

公園にほぼ毎日通い始めて8年目にして

まだ「新発見」があるんですね!