あえて場所は書かないことにします。
祖師谷公園のとある場所です。
細い枝が伸びていて
見るとそこに花が咲いているのです。
初めて見る花です。
落ち着いた紫色で
黄色い雄しべが目立ちます。
葉が束生しているのが特徴的です。
同じその場所に
もう一つ見たことのない
周囲に溶け込んでしまっている花が咲いていました。
なんとも頼りなげな花。
すでに花が終わって実をつけ始めています。
葉は3出複葉。
質感もやわらか、色もやわらかな緑色です。
どちらも見当がつかなくて
草本にも強い友人に写真を送って教えを乞いました。
最初のはタイトルにもありますがクコ。
あの赤い実をつけ
薬用植物としても知られるクコです。
東アジア原産、ナス科の落葉低木。
そういえば
葉はこれまで祖師谷公園で見たことはあったのですが
こんな奥ゆかしい花を咲かせるとは知りませんでした。
友人も花は初めて見たそうです。
次の花はアキカラマツ。
北海道〜南西諸島、国外では朝鮮、中国に分布。
山野に生えるキンポウゲ科の多年草。
友人は山でしか見たことがないと驚いていました。
先日のゲンノショウコもそうでしたが
公園にほぼ毎日通い始めて8年目にして
まだ「新発見」があるんですね!