祖師谷公園の海岸植物で冬芽を確認 ツバキ ハマヒサカキ シャリンバイ タブノキetc    | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

飛び地の健康遊具のある広場は

いつもは暗い早朝に通過するので

わからなかったのですが、

昨日は帰りに寄ったら、もうウメが咲いていました!

 

昨日の続きです。

 

オオシマザクラの冬芽は無毛で、

その理由は塩害から身を守るためでした。

では祖師谷公園にある

海岸植物(沿海を自生地とする植物)も無毛でしょうか。

確かめるために飛び地も含めてまわってみました。

海岸植物や〜〜い!

 

ツバキ

 

ハマヒサカキ

 

シャリンバイ

 

タブノキ

 

モッコク

 

クロガネモチ

 

やはり!

冬芽はどれもつるんとした無毛でした。

冬芽のみならず、葉の表面もつるんとした無毛で、

しかもどれも葉が厚い常緑樹です。

潮風に耐えられるように適応していった結果でしょう。

 

オオシマザクラの葉は厚くありませんが・・・

あちらは落葉樹ですから、半年もてばいいのです。

半年使用のものに多くのコストはかけられないということかな。

進化(適応)する過程のどこかで別の道を行ったのでしょう。

 

というわけで、海岸植物(沿海を自生地とする植物)の冬芽は

どれも「無毛」ということが確認できました!