樹皮の脱皮 カリンの場合はどうでしょう? | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

05:33:27

東の空。

放射状の雲が

薄明光線のように見えました!

薄明光線は別名「天使のはしご」。

そのはしごは天国へ続くのでしょうか。

 

今朝はもうこんなに気温が下がりました。

だ〜れも当てられませんでした。

 

はらっぱ広場も日に日に秋の気配が。

ケヤキも綺麗に色づいてきましたよ。

 

で、昨日の続きです。

サルスベリの脱皮の理由はどうやら「つる」を

排除するためではなさそうでした。

 

では同じように脱皮する木に

カリンがあるとのことで、

今朝はテニスコートの脇に8本あるカリンを見に。

 

もう実はこんなに大きくなって、

あとは色づくのを待つばかりです。

 

で、樹皮の脱皮です。

どれもめくれて丸まった樹皮があちこちについています。

 

ここにもやはり!

つるが這い上がっています。ナツヅタです。

8本中3本につるが這い上がっていましたから、

特殊なケースではないでしょう。

 

樹皮が白っぽい部分にも、

 

緑色の部分にも同じように

つるはしっかりと吸盤をはりつけて這い上がっています。

 

やはり樹皮の脱皮は「つる」を排除するためではなさそうです。

 

樹皮の緑の部分に葉緑素があって光合成をするため、

茶色に木質化した樹皮は脱ぎ捨てる。

そのための脱皮現象ではないかな。

 

そしてその間隔はいかほどか?

 

確かめてみたいです・・・