昨日はカルガモのニュースが入りましたので
こちらのサルスベリ続編は今朝になりました。
写真は一昨日、晴れた日に撮ったものです。
こちらは「子供の遊び場」のサルスベリです。
なぜか今年になって元気がなく、
半分以上枯れてしまいました。
このサルスベリの脱皮はどうでしょう。
部分的にはがれた皮が見えます。
はがれた皮が下にも落ちていますから、
脱皮は進行中。
ところで脱皮の理由はなんなのでしょう。
図鑑などの解説をいくつか見たのですが、どれも
「つるが巻きつかないように」
「つるつるして巻きつきにくい、
巻きついても脱皮でつるも皮ごと落ちてしまうから」
などと書かれているのです。
ほんとかな〜
「つる」は表面がつるつるした電柱でもポールでも
這い上がっていくのはよく見ているし、
樹皮が脱皮したからといって、
つるごとばさっと落ちることはないでしょう。
それに秋に脱皮しているわけで、
「つる」も秋には枯れてしまうものが多いですから
脱皮してわざわざ落とすこともないでしょう・・・
と、見上げていると、
あれは「つる」ではありませんか!
カラスウリの「つる」が這い上がっていますよ。
このケースが例外なのかどうか、
他にも見たわけではないので断定はできませんが、
つるが這い上がるケースはありました。
ではサルスベリの脱皮の理由はなんなのでしょう。
理由その1
サルスベリは多分、暑過ぎも寒過ぎももしない温暖な気候のご出身。
だから樹皮で幹を保温したり、逆に断熱したりする必要がない。
だから樹皮を厚くする必要がない。
理由その2
幹が薄い緑色をしている部分があり、葉緑素がある。
その葉緑素で光合成をしてより成長のエネルギーを得るため、
成長が休止する秋に脱皮して、
翌春からの成長に備えて葉緑素を新陳代謝させるため
脱皮する。
あたかも葉が落ちるように。
というのはどうでしょう。
今朝改めて樹皮を見ると、
剥がれたすぐ下はこのように真っ白。
剥がれなかった部分は緑がかった色。
剥がれた皮は茶色。
3色あることになります。
白い部分は来年の今頃は緑色になり、
緑っぽい部分は来年は茶色になって剥がれる。
つまり2年で生まれ変わる。
というのが思い浮かんだ仮説。
これを確かめるにはどうしたらよいでしょう?