ふれあいの森で、今朝、
少し間が空きましたが、
開花したカクレミノの続きです。
カクレミノは葉の形に変異が多いことで
しばしば話題になります。
変異というのは、
葉がこのように
「切れ込みのあるタイプ」と「全縁のタイプ」と、
1本の木に混在しているのです。
で、その解説はもっぱら、
「若木は切れ込みのある葉が多く、
成長するほどに全縁の葉が多くなる」
というものです。
「人間と同じで年をとると丸くなるんだよ」などと。
ほんとにそうなんでしょうか。
というわけで、調べてみることにしました。
祖師谷公園の飛び地に1本あるカクレミノは
高さ3mほど。
幼木ではないことは確かです。
葉を見ていると、
大きな葉に切れ込みのあるものが多いのです。
これでしょ。
これでしょ。
これもそう。
こちらは少しだけ大きめで、切れ込みも控えめです。
そうやって見ていくことしばし。
木の内側の
光があまり届かない場所に
この枝を見つけました。
なんと葉が通常の3倍くらいの大きさで、
そのほとんどの葉に大きな切れ込みがあるのです!
なんとなくわかったような気がしました。
みなさんがご自分で考えるのが楽しいと思いますので
ご興味のある方は
しばし葉になったつもりで考えてみてください。
私の解釈は明日に。