続続・ユウゲショウ 雨降り実験 大成功! | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

雨で「実」が開いて、「種」を散布していたユウゲショウ。

翌朝、雨が止んだら、

「実」が閉じて「種」の散布を止めていました。

 

では、

閉じている「実」に

人工的に雨を降らせたらどうなるでしょう。

 

確かめるために、道端のユウゲショウを採集してきました。

これができるのが、道端の草のうれしいところです(笑)

 

トレイに実のついた茎を並べました。

 

すでに「種」が散布されて空洞とおぼしき「実」もあれば、

 

中に種が入っていそうなのもあります。

 

中にはあわてて閉じたふうなのも。

 

種の大きさはケシ粒ほどの細かさです。

 

トレイに水を注ぐと、

注ぐやいなやみるみる開いていきます!

 

えっ、瞬く間なのですか!

 

もう「種」の散布を初めているのもあるし、

 

ここまで開くの?

というぐらい萼は目一杯広がっています。

 

散布された「種」がトレイに撒かれました。

この間、わずか数秒〜十数秒でした。

ひとまず、雨降り実験は大成功!

水の作用で「実」が素早く開いて「種」を散布する

ことがわかりました。

 

で、成功に気をよくして、

この開いた「実」が再び閉じるのには

どのくらいの時間がかかるのかを確かめることに。

14:13:52

 

長くなりましたので、

続きは明日にしましょう。