雨で「実」が開いて、「種」を散布していたユウゲショウ。
翌朝、雨が止んだら、
「実」が閉じて「種」の散布を止めていました。
では、
閉じている「実」に
人工的に雨を降らせたらどうなるでしょう。
確かめるために、道端のユウゲショウを採集してきました。
これができるのが、道端の草のうれしいところです(笑)
トレイに実のついた茎を並べました。
すでに「種」が散布されて空洞とおぼしき「実」もあれば、
中に種が入っていそうなのもあります。
中にはあわてて閉じたふうなのも。
種の大きさはケシ粒ほどの細かさです。
トレイに水を注ぐと、
注ぐやいなやみるみる開いていきます!
えっ、瞬く間なのですか!
もう「種」の散布を初めているのもあるし、
ここまで開くの?
というぐらい萼は目一杯広がっています。
散布された「種」がトレイに撒かれました。
この間、わずか数秒〜十数秒でした。
ひとまず、雨降り実験は大成功!
水の作用で「実」が素早く開いて「種」を散布する
ことがわかりました。
で、成功に気をよくして、
この開いた「実」が再び閉じるのには
どのくらいの時間がかかるのかを確かめることに。
14:13:52
長くなりましたので、
続きは明日にしましょう。