湿性花園のまか不思議 | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

昨日まで雨の日が18日続いたときいて驚きましたが、

今朝の眩しさは、

そして気持ち良さは、

なるほど格別のものがありました!

 

さて、ここは親水テラスの向かいの湿性花園です。

以前から不思議に思っていたのですが、

「池内にはヤゴ等がすんでいます」

とあるのですが、見たことありません。

 

湿性花園の一角は築山になっていて

どうもそこから水が流れるように作ってあるらしい。

 

石が組まれてここがその始まりらしい。

でも水が流れているのを見たことはありません。

 

ハコネウツギが枯れているのは

なぜなのかわかりませんが、

水が足りない可能性も考えられます。

 

築山には

水を好むことで知られるスギが何本が植えてあります。

その下を本来なら築山から出た水が流れるように

造園されているのですが、

どこにも水は流れていません。

 

その少し先にはまた同じ立て札が立てられています。

でもヤゴはいません。

水がありませんから。

 

さらにその先は菖蒲園になっています。

ショウブは毎年初夏に花を咲かせています。

 

その先にあるのはポンプでしょうか?

 

ここが水辺の終点です。

 

どうもこの水路は故障しているらしいのです。

本来ならいつも水が流れ、トンボが卵を産みヤゴが育ち、

あるいはカエルが卵を産み、

メダカがいるかもしれない水路のはずなのに、

立て札だけが、本来は池や水路であることを教えてくれる

なんとも皮肉な光景。

 

ここを本来の水辺にするのは不可能なことなのでしょうか?