サトキマダラヒカゲ このイモムシはどんなんでしょう? | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

今朝は虫の声➕夏の終わりのセミ、ツクツクボウシが独唱していました。

涼しいです。

気温は24.6℃。このくらいだと生き返ります。

 

さて、これは一昨日の続きです。

カノコガを見たあと、太極拳広場にくると

シラカシにチョウがとまっています。

樹皮に溶け込んでしまいそうな保護色。

 

模様はなかなかに凝っていて、

蛇の目(じゃのめ)がたくさんついています。

 

ときどき見かけるチョウで、以前も取り上げたことがありましたが、

昨日同様、こちらもあの図鑑を開いてみました。

 

ありました〜

チョウ同様、地味なイモムシです。

見た記憶はない、というより、なかなか目に入ってこなかったのでしょう。

 

さなぎも若齢のイモムシものっています。

 

チョウもガも「チョウ目」に属し、「完全変態」をします。

完全変態とは「さなぎの時期がある」こと。

しかも幼虫のイモムシも脱皮を繰り返して、

姿が変わる!

 

とてもとても全貌は把握できないけれど、

こうして垣間見るだけでも、十二分に神秘的です。