番外編 北アルプス 薬師岳 その1 山にはもう秋の気配が! | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

今日はもう立秋。

そして高山は、もう一足早い秋の訪れでした。

 

北アルプスの玄関口のひとつ、JR富山駅も

北陸新幹線の開通で東京駅からわずか2時間10分。

近くなったものです。

 

電鉄富山駅から約40分の有峰口駅は、

時が止まったかのような、無人駅です。

 

バスに乗り換え約1時間、折立の登山口に到着。

目指すは百名山の一つ、薬師岳(2926m)です。

 

登山道をずっと飾っていたこの赤い実は何?

 

調べるとアカモノでした。

蔵王では花でしたが、こんな実ができるんですね。

 

直径5㎜ほどの小さな花は、

 

食虫植物のモウセンゴケ!

虫が近づくと口を開けて食べてしまう。

現場を見たことはないのですが。

 

この巨木はなんでしょう。

 

ヒノキ科のネズコのようです。

鱗状葉といって、うろこ状の一つ一つが一枚の葉です。

 

オヤマリンドウはどこか秋の気配。

 

こちらも花が終わり、もう色づき始めてます。

 

たぶんノギラン。

 

イネ科の草も

風に揺れて金色に光ってます。

 

4時間ほど登って、見えました!薬師岳。

 

反対側には昨年登った黒部五郎岳が

くっきりと見えます。

 

太郎平小屋からの夕日は

明日の好天を期待させる美しさ!

 

右手にぼんやりと弧を描いていたのは

富山湾に違いありません。

 

長くなりましたので、続きは明日。