「つるの小道」 フウセンカズラの花が咲いた! ヘクソカズラも! | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

そろそろかな、と思っていたら、

今朝の太極拳の最中、ミンミンゼミが短めに2回、鳴きました!

いよいよ夏本番です。

 

「つるの小道」にフウセンカズラとカラスノエンドウの種をまいたのが5月下旬

それから9日後に芽が出て、

その後です。

 

フェンスをよじ登っていつのは、

フウセンカズラではなくて、ヤブカラシ。

名前のごとくたくましいつるです。

 

花からは蜜が出ているので

マメコガネがさっそくきていました。

昆虫たちにとってはうれしい蜜源植物です。

 

種をまいたフウセンカズラは

密生したこのやわらかな緑です。

まだフェンスには登っていきませんが

そのうち登っていってくれるでしょう。

 

もう白い小さな花が咲いています!

 

緑のフェンスがもう出来上がっているのは

その先の南側の高いフェンス。

 

やはり自然の技にはかないませんね。

フェンスをほどよく緑で飾り、

花は何段にも連なっている。

秋には何連もの金色のネックレスができることでしょう!

 

ところどころにヤブガラシを配置して。

 

ヘクソカズラのまたの名はヤイトバナ(灸花)。

この花の中心がお灸のあとのように見えるからとか。

かわいい花ですが、

そんな名前の由来を知ると

痛そうな火傷の跡に見えてきそうです。