「つるの小径」を作ります 種まきから | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

昨日に引き続き

今日も「祖師谷公園サービスセンター」と「樹木の会」の共同作業です。

 

2月20日の公園協会との話し合いで

「強剪定の停止」とともに

「真にやむを得ない場合以外の樹木伐採の停止、つる植物撤去の停止」

が了解されました。

 

それに伴って新たに「つるの小径」を作ることも了解され、

今日はつる植物の種を蒔くことになりました。

場所はみんなの森の通路沿いのフェンスです。

 

昨日の午後、サービスセンターの親方が

種を蒔く場所を掘り返しておいてくれました。

ありがとうございます。

 

軍手やスコップ、そして種も

サービスセンターが用意してくださいました。

お世話になります。

 

何を蒔くかというと、

種もかわいいフウセンカズラと、

 

今年もう実になったカラスノエンドウです。

 

フウセンカズラは種がたくさんあるので

一人がフェンスの一つ半ずつの分担で、

種を蒔きました。

 

あっというまに蒔き終わってしまう人、

少しずつ蒔く人、それぞれ性格が出ましたね。

 

カラスノエンドウは種がわずかなので

手前のフェンスにみんなんで蒔きました。

 

たっぷり水をやって、発芽を待ちましょう。

 

すぐそばの移植したサクラは

暑さで根が乾かないよう、

刈り込みをした草が周りに被せてありました。

 

そばにあるクリ林を通りかかったので

みんなで観察。

ほらほら!もう雌花が受粉して実ができ始めています!

 

こちらがクリの雄花です。

雌花と雄花は、数は圧倒的に雄花が多い!

 

フウセンカズラは

秋にはかわいい風船のような実をつけてくれるでしょうか。