ここはみんなの森の近く、
先日フウセンカズラの種まきをしたそばです。
フェンスに黒っぽい実がなっているのを見つけました。
つる植物です。
葉はハート形のつる植物によくある形です。
でもこの実が決めてになるでしょう。
なんでしょう?
あらあら、なにかの幼虫が葉を食べています。この虫の食草でしょうか。
いろいろ調べたけれどどうもわからない。
で、詳しい方に写真を見てもらって
教えていただいたのですが、
さてなんだと思いますか?
なんとあの実に見えたのは実ではなくて、ノビルの「ムカゴ !」で、
しかもあの葉とは無関係だったのです。
どういうことかというと、
根元のほうを見ていくと、
ムカゴをつけているのはこの茎で、
つるにからまれて、実のように見えていたのです。
ではあのつる植物はなにかといえば、
あの黄色い幼虫の食草で、
ヘクソカズラだったんです。
ではあの幼虫はなにかといえば、チャイロハバチの幼虫でした。
数日後、犬の散歩をしていたら、土手にありました!
一輪いただいてじっくり見てみました。
ムカゴの間から花が咲いています。
でも種はできないんだそうです。
この直径3〜4㎜の玉ねぎのような粒の一つ一つが
ノビルのムカゴで、
このてっぺんから芽が出て、ぱらぱらと落ちて
増えていくのだそうです。
知りませんでした!
ノビルはよく目にしていましたが、
こうやってムカゴができて増えていくなんて!
まさに驚きの日々です。