ここは毎朝立ち寄る観世音堂です。
ころりと転がっているのは
イチョウから落ちてきた実。
もうこんなに大きくなっているんですね!
先日、観察会で知ったのですが、
「イチョウの雄株と雌株、その見分け方」です。
もちろん実ができているほうが雌株なのですが、
実ができてない時期でも、その枝ぶりでわかるというのです。
そこで、それを確かめに雌雄の株が寄り添って並んでいる
この場所にきた、というわけです。
左側が雌株、重なるようにしてある右側が雄株です。
毎年ギンナンを見ているので間違いありません。
で、これが雌株の枝ぶり。
こちらが雄株の枝ぶりです。
こんなにはっきりと違いがわかるとは!
今まで全く気がつきませんでした。
逆に、なんで今まで気がつかなかったんだろう?
雌株は実の重さで枝がカーブを描いて垂れる。
ところが雄株は実がならず枝にかかる重さがないので
枝が立ち上がっている。
なるほど、です!
「見る」と「観る」の違い。
さて、この世の中の何割くらいを私は「観て」いるのでしょうか。