芽吹くのを待っていたのですが、
ようやくその主がわかりました!
ミズキのこの幹の穴は私の背より高いところにあるので
中はのぞけなくて残念なのですが
こうして穴から3〜4本の枝が伸びているんです。
芽吹いてきた葉はこんな形です。
もしかしてあれでしょうか?
その木がある斜面の上に行ってみました。
これです。
似てますよね。
何かというと、いつも目にしているこの木です。
太極拳広場のすぐそばにある、エゴノキ。
もう1本近くにあるのを思い出しました。
このひょろっとしたまだ若い木です。
大きなエゴノキとミズキのちょうど中間くらいに
位置しています。
この葉も同じですね。
種を蒔いたのはどなたでしょう?
調べてみるとエゴノキの実を食べるのはヤマガラやキジバト。
ヤマガラはこの公園では見たことがないので、
キジバトの可能性が高いです。
しかもヤマガラの場合は冬場に備えて
木の隙間などに貯蔵する習性があるそうです。
キジバトも同様のことをするのではないかな。
まさに、この芽吹いたエゴノキは
鳥が貯蔵したのを忘れてしまった実なのではないでしょうか。
クルミやドングリなども、貯食散布といって、
この方法で散布を広げるのです。
エゴノキもそうなんですね。
間借り人ができたミズキも
芽吹き始めました。
さあ、この後はどこまでエゴノキに場所を貸せるのでしょう。