「アカシデメムレマツカサフシ」 アカシデの虫こぶです | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

アカシデに「虫こぶ」ができるという話を

友人から聞きました。

エゴノキに虫こぶができるのは知っていましたが、

アカシデにできるというのは初めてききました。

 

さっそく目の高さでアカシデの観察ができる木があるので

行ってみました。

 

アカシデの「太い冬芽」は「雄花の冬芽」で

細く尖っているのは雌花の冬芽です。

これから日に日にふくらんでいくわけですが、

虫こぶらしきものは見当たりません。

 

あらっ?もしかしてこれでしょうか。

冬芽とは明らかに形が異なります。

華やかです。

 

帰ってきて調べると、やはりこれがアカシデの虫こぶで

その名は「アカシデメムレマツカサフシ」でした!

虫こぶの名前は分かりやすくて

「アカシデの芽に群れをなす松かさのような虫こぶ」

と読み取れます。

虫の刺激でアカシデの芽がこんな形に変化するとは!

不思議な虫の世界です。

 

詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。