マイナス5.1℃の朝 寂しい花壇 | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

昨夜の天気予報で、

今シーズン一番寒い日になるのでは、という予報通り

朝7時すぎの広場の気温は5.1℃でした。

 

そうだ!写真を撮らねばと、

かばんにしまった温度計を再び出してみると写真の通り。

その後しばらく置いておいても変わりませんでした。

でも目撃者はほかに二人いますので、ほんとです〜

 

そうなると見にいかなくては済まなくなっているのが

シモバシラ。

そろそろ茎の組織が壊れてきて、

氷の花が咲く現象も終わってしまっているかもと思いながら。

 

まだありました!

でも暮れのときより寒いのに、シモバシラは小さい。

やはりそろそろ終わりに近づいているのでしょう。

 

それでも50㎝は水分を吸い上げています。

毛細管現象ということになりますが、

枯れたかに見える茎も

まだ吸い上げる力を秘めているところがすごいです!

 

ふと目を上げると、

目に入ってきたのは柵に這い上がったつる性植物の

ベルテッセン。

たったのこれだけになってしまいましたか。

昨シーズンに切られて、

回復はしませんでした。

少し残っただけでも幸いと考えましょうか。

 

冬の寒さが厳しい時期に、

ほんわかと灯をともしたかのような可憐な花。

かつてはこんなに柵が見えないほどに咲いていたんです。

寂しいことです。