自宅マンションのタイル敷きの床にいたのは、見たことないこんなガでした。
先日同じ場所にいたあのガとは違います。
羽にはいった白い線が特徴的です。
おやっ、頭は赤い色をしてます。そして触覚の太くて長いこと!
あまりにじっとして動かないので生きているのかと、ちょっと刺激してみたら、低く飛んで動いてとまりました。
これは偶然かな?白い線がタイルの白とピッタンコあわせてあります!う〜ん、面白い。
この白い模様にはどんな意味があるのでしょうね。
さてこのガはなんでしょう。調べたらホタルガでした。
どこがホタルかというと、全身が黒くて頭部だけが赤い体色がホタルを思わせるためとか。
あらっ、ホタルの頭って赤かったかしら?と調べると、前胸が赤いのでしたが、確かに遠目、パッと見は似ているかもしれない。
そしてウィキにはこんな興味深い説明がありました。
(略)これはホタルへの擬態とも取れる。ホタルは悪臭を持つものがあり、擬態の対象となる例があるとされる。しかしマダラガ類にも悪臭を持つものがあり、やはり時に擬態の対象とされる。したがって、これは擬態対象種同士が似るという、ミュラー型擬態の例とも言われる。
「擬態」という現象も「保護色」と並んで昆虫の不思議の最たるものですよね。