サプリメントはいつまで飲むのか | 症例と解説 | かわせカイロプラクティック

症例と解説 | かわせカイロプラクティック

症状に対する私なりの考え方や症例の解説などを書いています。

一般的には「食事を充実させればサプリメントは必要ない」とされています。ですからサプリメントをたくさん飲んでいる人は家族や友人から心配されたり忠告されたりする事もあるでしょう。また必要なサプリメントが多い人は、一時的ならいいけどずっと飲み続けるのは嫌だと思う人もいるでしょう。
 
必要なサプリメントが多い人は、食事が充実していなかったり、遺伝的に不足する栄養素が多かったり、ストレスに弱い人です。ですから、食事を充実させたり、ストレスを減らすか心理療法でストレス耐性をあげたりすると必要なサプリメントは減ります。しかし、遺伝的な問題をカバーするサプリメントや老化をカバーするものは使い続ける事をおすすめしています。
 
問題が解決すれば減らせるサプリメント →(1)~(3)
使い続ける事をおすすめしたいサプリメント →(4)~(8)
 
(1)食事から十分に摂取可能だが不足しがちな栄養素
 例:マグネシウム、葉酸、コリン、イヌリン、タンパク質など
 食事を充実させればいつでも不要になる
 
(2)ストレスによって枯渇しやすいもの
 例:ビタミンC、メチオニン、メチル葉酸、マグネシウム、亜鉛、NAC、グルタミン、ベタインHCL(胃酸の代わり)
 ストレスが無くなるか、心理療法によってストレス耐性がつくまで続ける。ストレスが強い日だけ摂取しても良い。
 
(3)期間限定で使うべきもの
 例:除菌するためのハーブサプリメント類、鉄
 これらは飲み続けると良くないので、必要が無くなったら中止する。
 
(4)更年期や老化などの問題を補うもの
 例:ビタミンD3、ビタミンK2、NAC、CoQ10
 
(5)遺伝的な問題をカバーするための栄養素
 例:亜鉛、ビタミンB6、メチル葉酸、NAC、ホスファチジルコリン
 
(6)飲まなくても良いがパフォーマンスを上げるために役に立つもの
 例:BCAA、クレアチン、グルタミン
 スポーツ選手などは積極的に使う必要がある
 
(7)病気のために不足するもの
 例:胃の切除:メチルコバラミン
 例:コレステロールを抑える薬を使っている人:コエンザイムQ10、ビタミンD3
 
(8)ベジタリアン、ビーガンに不足しやすい栄養素
 例:ビタミンB12、コリン、メチオニン