みなさん、こんにちは。

 

5月6日(月)からダイエット作戦を開始しています。「63.9kg」からの開始でした。

 

7月2日~7月8日の体重の経過報告です。

〇7月1日(月) 朝60.0kg

      ↓

 

〇7月2日(火) 朝59.6kg爆  笑

 

〇7月3日(水) 朝59.1kgラブ

 

〇7月4日(木) 朝58.9kgラブ

 

〇7月5日(金) 朝58.7kgラブ

 

〇7月6日(土) 朝59.2kgニコニコ

 

〇7月7日(日) 朝59.0kgニコニコ

 

〇7月8日(月) 朝59.1kgニコニコ

 

ということで、

7月1日(月)朝から7月8日(月)朝の1週間で

60.0kg ⇒ 59.1kg

という結果でした爆  笑

 

そして、当初宣言していた

5月6日~7月5日の2か月で59kgをきるという目標ですが、

63.9kg ⇒ 58.7kgということで、

達成することができましたラブ

 

今後は安定して60kgを下回れるように維持していくのが目標です。

(外食後や週末後でも60kgを超えないように!)

 

体重はとても簡単に増えるのに、減らすのは本当に大変ですよね滝汗

これからも守りに入らずに、つねに攻め続けたいと思いますグッ

 

後日、私の考えた「ダイエット作戦」をご紹介したいと思います。

みなさんも一緒に体重減量頑張っていきましょう!

 

 

 

 

みなさん、こんにちは。

 

ここでもう一度、

「高血圧治療ガイドライン2019」で発表されている

「生活習慣の修正」

を確認しましょう。

 

生活習慣の修正

1.食塩制限6g/日未満

2.野菜・果物の積極的摂取

  飽和脂肪酸、コレステロールの摂取を控える

  多価不飽和脂肪酸、低脂肪乳製品の積極的摂取

3.適正体重の維持:BMI25未満

4.運動療法:軽強度の有酸素運動(動的および静的筋肉負荷運動)を毎日30分、または180分/週以上を行う。

5.節酒:エタノールとして男性20~30ml/日以下、女性10~20ml/日以下に制限する。

6.禁煙

 

下の図をご覧ください。

これは

厚生労働省から報告されている

「日本人の食事摂取基準(2020年版)」に載っている図です。

 

高血圧に対しての食事の考え方が示されており、

この図から「生活習慣の修正」のポイントが見えてきます。

 

高血圧としょくじりょう

 

まずは減塩が一番重要と言っていいでしょう。

 

そして、カリウムの摂取が勧められています。

(ただし腎機能低下がある方はむしろカリウム制限が必要な場合がありますのでご注意ください。)

 

適正な体重は血圧改善につながります。

その適正体重の実現のためにも摂取カロリーの制限が必要になってくるでしょう。

そのためには炭水化物や脂質の摂り過ぎに注意が必要になってきます。

 

またお酒の適量摂取が求められます。

 

とうことで、次回から

 

①減塩のための工夫とは? ~塩分を控えるための12か条~

②減塩以外に食事で気をつけることは?

③適切な体重とは? BMIって何?

④生活習慣病発症予防のために推奨される身体活動量・運動量とは?

⑤お酒の適量とは?

 

といった内容でみていきます。

 

みなさん、こんにちは。

 

血圧値とリスク層により、

下の図のように低・中等・高リスクに患者さんを分類することができます。

血圧リスク分類

(日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2019より)

 

リスク層とは、予後に影響する因子の有無でリスクを層別化したものです。

予後に影響する因子として、

 

年齢(65歳以上)

男性

脂質異常症

喫煙

脳心血管病(脳出血、脳梗塞、心筋梗塞)の既往

非弁膜症性心房細動

糖尿病

蛋白尿を認める慢性腎臓病(CKD)

 

があげられています。

 

そして、

血圧とそのリスクにより治療を開始していきますが、いずれであっても

「生活習慣の修正」が治療の基本

となります。

 

こうけつあつちりょうけいかk

(日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2019より)

 

 

では「生活習慣の修正」ってなんでしょう?

 

 

「生活習慣の修正項目」

1.食塩制限6g/日未満

2.野菜・果物の積極的摂取

  飽和脂肪酸、コレステロールの摂取を控える

  多価不飽和脂肪酸、低脂肪乳製品の積極的摂取

3.適正体重の維持:BMI25未満

4.運動療法:軽強度の有酸素運動(動的および静的筋肉負荷運動)を毎日30分、または180分/週以上を行う。

5.節酒:エタノールとして男性20~30ml/日以下、女性10~20ml/日以下に制限する。

6.禁煙

(日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2019より)

注意:カリウム制限が必要な腎障害がある患者では、野菜・果物の積極的摂取は推奨しない。肥満や糖尿病患者などエネルギー制限が必要な患者における果物の摂取は80kcal/日程度にとどめる。

 

これによって下図のような降圧効果が得られるとされています。

めちゃくちゃ大きな効果とまでは言えないかもしれませんが、

以前に高血圧②でお伝えした「収縮期血圧4mmHg低下」は達成できそうな感じがしますね。

 

 

 

次回から、

この「生活習慣の修正」を詳しく見ていきます。

 

みなさん、こんにちは。

 

今回は

「降圧目標」

についてです。

 

降圧目標は図のように設定されています。
降圧目標

(日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2019より)

 

このように

年齢や抱えている病気によって、目標が変わります。

 

つまり、

人によって目標値が異なるので、

自分の目標値を確認しておきましょう。

 

なお75歳以上の方であっても、

「併存疾患などによって一般に降圧目標が130/80mmHg未満とされる場合、75歳以上でも忍容性があれば個別に判断して130/80mmHg未満を目指す。」

とされています。

 

降圧目標の下限については設定されてはいないものの、過降圧も注意です。

個人差があるので、具体的な数値は決められていませんが、

個人的には、なるべく上の血圧が100mmHgを下回らないようにと思っています。立ちくらみが起きやすくなる印象があります。そうなると転倒に注意が必要になります。

 

診察室血圧がかなり高く、体に危険因子をかかえているような高リスクの患者さんであればただちに薬物療法を開始しますが、

基本的にはまず家庭血圧を測定しながら生活習慣の修正をしてもらいます。

 

みなさん、こんにちは。

 

5月6日(月)からダイエット作戦を開始しています。「63.9kg」からの開始でした。

 

6月25日~7月1日の体重の経過報告です。

〇6月24日(月) 朝60.2kg

      ↓

 

〇6月25日(火) 朝60.0kgニコニコ

 

〇6月26日(水) 朝59.5kgラブ

 

〇6月27日(木) 朝59.5kg照れ

 

〇6月28日(金) 朝59.8kgニコニコ

 

〇6月29日(土) 朝60.1kgキョロキョロ

 

〇6月30日(日) 朝60.3kgキョロキョロ

 

〇7月1日(月) 朝60.0kgえー

 

ということで、

6月24日(月)朝から7月1日(月)朝の1週間で

60.2kg ⇒ 60.0kg

という結果でしたえー

 

今週は59.5kgまでいくことができました。

そしていつものように週末には元に戻りました・・・てへぺろ

 

 

これで

5月6日~7月1日では

63.9kg ⇒ 60.0kgとなりました。

 

これで8週間経過しました。

予定ではあと1週間で一区切りのつもりです。

次回はなんとか59kg台を達成したいですね。

 

みなさんはどんな感じですか?

 

 

 

みなさん、こんにちは。

 

今回は、

「正しい血圧測定の仕方」

をお伝えします。

 

家電量販店などで家庭用の血圧測定計を購入することができるので、

ご家庭でも気軽に血圧測定することができるようになりました。

 

ただ、

測定するタイミングや仕方、環境などで血圧は変動してしまうので、

条件をそろえ、適切に測定する必要があります。

 

手首血圧計はどうしても不正確になることが多いため、

家庭でも可能な限り上腕カフ型の血圧計をお勧めします。

 

正しい血圧測定の仕方

・静かで適切な室温の環境

・椅子に脚を組まずに座り、極端な前傾姿勢にならないようにしましょう。

・数分間安静にしてから測定します。

・測定中は会話をしないようにします。

・腕が出やすい服装で測ります。

・カフは肘より少し(2~3cm)上で巻きます。

・上腕が心臓の高さになるようにします。

・測定する腕は、原則として利き手の反対側での測定が推奨されています。

 

 

家庭での血圧測定は朝と夜に測りましょう。

原則として朝2回、夜2回、同じ条件で測定し、

それぞれ2回の平均値を用います。

 

測定するタイミングも以下のようにそろえます。

 

朝、起きたら・・・

・起床後1時間以内

・排尿後

・朝の服薬前

・朝食前

・座って数分間安静後

 

 

 

夜、寝る前に・・・

・座って数分間安静後

 

 

 

なお、次のようなときの血圧測定は避けましょう

運動直後

お酒、コーヒー、紅茶を飲んだ直後

食後1時間以内

タバコを吸った直後

入浴直後

 

 

冬は寒いところで測定すると血圧が上がってしまうので、室温に気をつける必要があります。

 

測定値に一喜一憂する必要はありません。ときどき、血圧値に過剰なまでに神経質になってしまい、それによってさらに血圧値が高くなってしまっている方を見かけます。過剰に不安にならないようにしましょう。とくに症状がなければ、次の外来で報告してくれればOKです。

 

以上が「正しい血圧測定の仕方」になります。

これからは正しく血圧測定して、家庭血圧を記録していきましょう。

 

みなさん、こんにちは。

 

今回は高血圧の基準を確認しましょう。

 

血圧は、

「診察室血圧」 と 「家庭血圧」

に分けられます。

 

診察室血圧

医療施設健診の場などで

測定された血圧です。

 

診察室血圧の高血圧の基準は 

 

収縮期血圧(上の血圧) 140mmHg以上 

かつ/または 

拡張期血圧(下の血圧) 90mmHg以上

 

とされています。

 

上の血圧だけ、あるいは下の血圧だけ

基準を超えても、それは高血圧です。

 

といっても、

基本的には診察室血圧だけでなく家庭血圧も確認して、高血圧の確定診断を行います。

 

医療機関や健診、なにかの機会で血圧を測定したときに、この基準を参考にしてみてください。

 

あれっ!?と思われたら、ぜひ家庭で血圧測定をするようにしましょう

 

実際の外来においても、まずは血圧手帳が渡され、家庭での血圧測定が勧められます。

 

 

 

家庭血圧

家庭血圧の高血圧の基準は

 

収縮期血圧(上の血圧) 135mmHg以上

かつ/または

拡張期血圧(下の血圧) 85mmHg以上

 

とされています。

 

これも、

上の血圧だけ、あるいは下の血圧だけ

基準を超えても、それは高血圧です。

 

 

 

こうなってくると、次のパターンが考えられますよね。

 

家庭血圧は大丈夫だけど、診察室血圧が高い

診察室血圧は大丈夫だけど、家庭血圧が高い

 

というときはどうなるのでしょうか?

 

 

白衣高血圧仮面高血圧

家庭血圧は大丈夫(収縮期血圧135未満かつ拡張期血圧85未満)なのに、

診察室血圧が高くなってしまう場合を

白衣高血圧と言います。

 

この場合も、高血圧でない人と比べて脳心血管イベントのリスクが高く、また持続性高血圧への移行リスクが高いと報告されています。

 

 

逆に、

医療機関での血圧は大丈夫(収縮期血圧140未満かつ拡張期血圧90未満)なのに、

家庭血圧が高くなってしまう場合を

仮面高血圧と言います。

 

仮面高血圧も未治療だと脳心血管イベントリスクは持続性高血圧と同程度であり、高血圧と考えて対応すべきとされています。

 

下図にこれまでをまとめます。

こうけつあつのしんだn

(診察室血圧と家庭血圧の診断が異なる場合には家庭血圧の診断を優先します。)

(日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2019より)

 

なお、血圧は変動しやすいので

血圧を測定する条件、タイミングが重要です。

 

それについては次回取り上げますね。

 

みなさん、こんにちは。

 

5月6日(月)からダイエット作戦を開始しています。「63.9kg」からの開始でした。

 

6月18日~6月24日の体重の経過報告です。

〇6月17日(月) 朝60.9kg

      ↓

 

〇6月18日(火) 朝60.3kg爆  笑

 

〇6月19日(水) 朝60.1kg爆  笑

 

〇6月20日(木) 朝59.9kg爆  笑

 

〇6月21日(金) 朝60.2kgニコニコ

 

〇6月22日(土) 朝60.1kg照れ

 

〇6月23日(日) 朝60.3kgキョロキョロ

 

〇6月24日(月) 朝60.2kg照れ

 

ということで、

6月17日(月)朝から6月24日(月)朝の1週間で

60.9kg ⇒ 60.2kg

という結果でした照れ

 

木曜日にはついに60kgをきることができました。

(といっても、1日天下でしたが。)

そして鬼門の週末もそこまで体重を増やすことなく乗り切ることができましたクラッカー

 

これで

5月6日~6月24日では

63.9kg ⇒ 60.2kgとなりました。

 

これで7週間経過しました。

予定ではあと2週間で一区切りのつもりです。

もう少し攻めたいですね。

 

みなさんはどんな感じですか?

 

 

 

みなさん、こんにちは。

 

それならば

血圧を下げるといいことがあるのでしょうか。

 

健康日本21では、

「国民の収縮期血圧平均値を

4mmHg下げる

ことを目標としています。

 

これにより、

脳卒中死亡数は年間約1万人、

冠動脈疾患死亡数は年間約5千人減少する

 

と推定されています。

 

血圧を4mmHg下げるだけで

これだけの効果があるなんて素敵ラブですね。

4mmHgくらいならいけそうですもんねニコニコ

 

 

では、

わが国には高血圧の方はがどれくらいいて、

どれくらいの人がちゃんとした治療を受けられているのでしょうか?

 

わが国の高血圧者の推計数は、

全人口の約33%にあたる計4300万人

とされています。(2017年)

 

そのうち、

しっかりと治療受け、

コントロールも良好である人は

たった27%である1200万人でした。

 

言い換えれば、

残りの3100万人は、

高血圧に対してちゃんと対応ができていないのです。

 

症状がないため、つい放置しがちですよね。

でも知らず知らずのうちに体はむしばまれていっているのです。

高血圧はサイレントキラーとも呼ばれています。

 

高血圧治療者数

みなさん、こんにちは。

 

今回から「高血圧」についてお伝えします。

 

さっそくですが、

「血圧」とはなんでしょうか?

 

血液が心臓から押し出されて血管(動脈)を通るときに、血管の壁にかかる圧力のことです。

 

もう少し具体的にいうと、

 

心臓は血液を全身に送り出すポンプの役割をしています。

 

左心室が縮んで(収縮して)血液を押し出すことで、全身に血液が流れていきます。

そのときに血管にかかっている圧が収縮期血圧(いわゆるの血圧)です。

 

一方で、

左心室が広がる(拡張する)と、左心室に血液が集まります。(送り出す血液の準備)

そのときに血管にかかっている圧が拡張期血圧(いわゆるの血圧)です。

 

 

収縮期血圧は血管にかかる最大の圧

拡張期血圧は血管にかかる最低の圧

 

ということになります。

 

 

血圧が高いと、常に血管に余計な圧力がかかり、血管が障害されてしまい、その結果動脈硬化が起こり、そうするとさらに血圧が高くなるという悪循環になります。

 

その結果、脳卒中、冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)、慢性心不全、慢性腎臓病、閉塞性動脈硬化症といった血管に関連した疾患にいたることになるのです。

 

このような血管関連の疾患は命やADL(日常生活動作)に直結します。

 

 

高血圧は喫煙と並んで、死亡への関連が高いとされています。

 

下図は「禁煙のすすめ①」でもお伝えしました。

死亡きけn

 

わが国においても、

高血圧は脳心血管病による死亡に高く寄与していることがわかります。

高血圧しぼうへの

(日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2019より)

 

 

血圧は心臓の機能と全身の血管の状態を簡便に知ることのできる指標です。

 

高血圧は日本人の

脳心血管疾患の最大の危険因子です。

 

寿命だけでなく、健康寿命を延ばすためにも血圧の管理は重要です。

 

高血圧は無症候で経過し、知らないうちに動脈硬化を進行させます。

 

高血圧を決して放置しないでください