みなさん、こんにちは。
単なる風邪だと思って放っていたら
こじらせて重症化してしまった
ということがよくあります。
肺炎は決してバカにできません。
重症の肺炎は
体内酸素量の低下をもたらし
命に関わることもあります。
一般的には、
かぜ症状に続いて以下のような症状がみられたら、肺炎を起こした可能性があるので、医療機関を受診しましょう。
・いったん熱下がったのに、ぶり返した
・高熱が続き、熱が下がらない
・息苦しい、動いたときに息切れがする
・大きく息を吸うと胸が痛い
・咳が続く、汚い痰が頻回に出る
ところで肺炎といえば
熱が出るイメージがあると思います。
ところが
ご高齢のかたは熱が出ないこともよくあります。
そこで
風邪の診断をした
ご高齢の患者さんやその家族さんから
次の質問をよく受けます。
どんなときに
肺炎を疑ったらいいですか?
外来に連れてきたらいいですか?
①熱が上がってきた
②咳や痰が悪化してきた
③息苦しさが増強してきた
④食欲が落ちてきた
⑤元気・活気が落ちてきた
肺炎といっても熱がでないこともありますので、①~⑤のような症状があって、いつもと異なる様子になれば、外来に来てください。
いつもこのようにお伝えしています。