みなさん、こんにちは。
さて、
医療業界はいまあわただしくなってきています。
というのも
この6月に2年に1度の「診療報酬改定」を控えているからです。
簡単に言うと
国が決める「医療サービスの価格」が変更になるのです。
医療の価格はすべて国が決めています。医療機関の方で、勝手に決めることはできません。(診断書作成や自費診療は別)
世の中、物価高騰が続いていますが、だからといって医療の価格を勝手に上げることはできないのです。
診療報酬改定は定期的に行われています。それはなぜでしょうか?
医療費をなんとか削減したい財務省の思惑が大きいと思っています。診療報酬改定のたびにじわじわと診療報酬が削られており、医療機関は悲鳴を上げています。
そして、日本国の医療の方向性を示す場にもなっています。国が積極的に進めていきたい事象の点数を上げることで、病院・診療所が飛びつくように仕向けています。
最近の物価高騰の影響は医療機関でも同じです。医療機器や消耗品、光熱費など、運営コストは着実に上昇し、経営が一層厳しくなっています。
今回の改定でも「世の中の物価高にどこまで対応してくれるのか」が大きな注目ポイントでした。
結果的には
診療報酬全体では+3.09%と、全体では12年ぶりのプラス改定となりました。
医療従事者の賃上げや物価高騰への対応、経済状況への緊急対応が考慮されたかたちです。
ですが、正直なところを申し上げれば不十分と言わざるを得ないでしょう。
厚生労働省の発表では
2023年度の医科診療所の経営状況は、無床診療所の約3割が赤字とのことで、診療所(クリニック)経営はどんどん厳しい時代となっています。
今回の改定も
病院の経営救済に重きがおかれ、診療所は恩恵を受けられない厳しい結果のようです。
これまでは勤務医として病院という大きな組織の中にいたので、改定があっても、病院に従っていればよいだけでした。
ただ今回はそうはいきません![]()
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どの項目がどう変わるのか?
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当院の診療にどう影響するのか?
はじめてのことなので、いろいろ情報収集するようにしています。
今年から借金返済が本格的に始まり、いよいよ正念場を迎えます。
どんどん世の中は厳しくなりますが、一緒に頑張りましょう。








