こんにちは、ムサシです。
2月末に入庫したZ750GP!
当初はインジェクション周辺のリフレッシュとオイル漏れ修理でした。
しかし作業していくうえで、シリンダー下部やクランクケースの合わせ分からもオイルもが・・・
シールからも・・・
オーナーは元々OHも考えていたそうで、これを機にフルOHすることとなり、当初の予定日数をを大幅にオーバーした修理となりました。
エンジン台へスタンバイ
クランク捩れ点検、メタルも交換します。
各部計測、加工、洗浄等が終わり、組付けに入ります。
ケース上面を面出しし、ボルトも交換!Oリング装着。
クリアランス計測の結果ピストンは洗浄し再使用、リングのみ交換。
シリンダー上下面も面出し。
シリンダーヘッド
バルブも再使用です。
写真撮り忘れましたがフィン欠け3か所修正修理。
諸々の作業を経て、、、完成!!!
テンショナーやガイドなど樹脂類も硬化してましたので全て交換!!
まぁ部品が出るうちに!と言う思いも有りました^^;
この車両、82年式なので37年近く経過してますから。。。
その甲斐あってか?エンジン始動させるとエンジンノイズが“無”に近く、気持ち悪いほど静か・・・
試乗してもカワサキ車特有の“ヒュ~~ン”と言うような音のみ。新車はこんなだったんだろうなぁ~と思いを馳せます。
インジェクション回りもリフレッシュしたので、現役フルノーマルで走り出します^^