マッハのキャブレター ヒートパイプ KH400編 | カワサキ ムサシ

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Z系、750ターボ、マッハ、専門店。
昭和の単車、車が好きな昭和41年生まれの店主のつぶやき。

こんにちは~ムサシです。
本日は夏らしい猛暑でしたね・・・夕方、陽が傾くといくらか涼しく感じました。

 

さて本日はKH400のキャブレターのヒートパイプのお話しです。

ベークライト素材は、H1(500SS)で良く作るので持っていました^^
今回はKH400入庫に伴いそれを加工しKH400のキャブに合う様に作りました。

 

まずは古いヒートパイプを外します!
酷く固着していたので旋盤で施行しました。



何しろ入庫時にキャブレターを確認すると、ボルトは締めきってるのにインマニに固定されているはずのキャブが動いてしまう・・・
これじゃ2次エア吸ってしまい、せっかくエンジンOHするのにトラブル発生の危険が・・・
向こう10年は不安なく走らせたいのでこの際見直しましょう!
と、言う事で作った次第です。

しかしヒートパイプを新調しても“インマニにも問題あり”が、ほとんど・・・

この車両もそうでした。

 



ヒートパイプの割口跡(凸段付き)・・・それだけマニの装着部が減っている証拠です。
2次エアー吸わない様この段付き修正し、隙間なくきちっと閉まりるよう手直しします。


手直ししたマニ ☟


密着度も文句なし!
 

うちではヒートパイプはマニとキャブに合わせて制作しています!


市販品も有るのですが、ベークライトは割れやすく・・・
キャブの変形や痩せた(減った)マニ装着部が装着し、ボルトを締めこんでいくと割れると言うトラブルが何度かあり・・・

 

結局クリアランスを確認しながらその車両に合わせて作ったほうが確実だし安上がりになりました。
 

キャブレターに装着し~完成!!

 

これで吸気系は一安心!
 

始動が楽しみです^^

現在、エンジン加工待ちNOW・・・

完成はまだまだ先でございます^^;