施術スタッフ柳井です!
 




今回のテーマ

『口が開きにくい、

ものを噛めない顎関節症』


についてです!






『顎関節症』と聞いて、

どの様な症状を思い浮かべますか?びっくり




主な症状として、
「口が開かない」「カックンと音が鳴る」
などを想像されるかと思います。



しかし、
顎関節症の症状には
「咀嚼が痛い(ものを噛む)」ことも入るのです!
 



今回はそのような患者様の治療経過について
お話しさせていただきます!
 
 

 
現時点で
☑️口を開けた時に指が3本縦に入らない
☑️ものを噛むのが痛い
☑️口を開けるのが怖い
☑️口を開け閉めすると音がなる
☑️顎周辺に痛みや違和感がある

などとお悩みをお持ちの方は、
ぜひ最後までご覧ください!





この記事を読み終わる頃には
『顎関節症』治るんだ!
希望が持てるはずですニコニコ



 
『顎関節症』の詳しい説明は、
以前の投稿でお話ししていますので
合わせてお読み下さい⬇︎
 
 






 目次


・顎関節症のタイプ
・実際に治療させていただいた患者様の経過
・顎関節症の原因
・施術について
・まとめ





  顎関節症のタイプ


顎関節症にはタイプが4つあります!


①咀嚼筋痛障害

→咀嚼筋の痛みがある

 

(原因)片方で物を噛む、咀嚼筋などの筋肉が硬い

 

 


②顎関節痛障害

→顎関節周辺の外傷からくる痛み

 

(原因)歯ぎしり、硬いものを噛みすぎ、

大きい口の開けすぎ、

顎関節部への強打 (例)顔面にボールが当たった




 ③顎関節円板障害

→関節円板の位置が悪い

 

開口時に関節雑音(クリック音…カクっという持続時間の短い単音)を生じる

 

口を閉めるときに

元の位置に関節円板が戻らない

 

 

 

④変形性顎関節症

→顎関節を構成する骨に変形が起こっている

 

関節雑音(クレピタス音…ジャリジャリする音)、

顎関節運動、顎関節部の痛みがある

 



今回の場合は、
①③④が派生しつつ、
最終的に②外傷的に痛めたという
複合タイプになります。




  実際に治療させていただいた患者様の経過

 
20代 女性


【初回】

2週間前に硬いおせんべいを噛んだ際に
左側の顎関節周辺を痛めた(筋が違えた感じ)

そこから30分程度痛みが続き、
2週間経過しても治らないとのこと。


症状として↓
・右側にも痛みが出てきた
・常に違和感がある
・ばきっとする予兆がある
・噛むときに痛みがある
・以前から開口時に顎関節周辺のプチプチ音が鳴っていたのが強くなった
・食べることに不安があり普段の食事が出来ていない
 


病院を受診してくださり
顎関節症の原因と言われる
噛み合わせ等は問題なく
他の治療が何も無かったとのことで
当院にご来院されました。
 


(所見)
・開口幅指2.5本分(※1)
(※1)開口時に指が3本縦に入ることが
正常可動域となります。
・閉じるときの痛み(+)
・エアーで行う咀嚼時の痛み(+)



 
終了時には
開口幅指3本になり、
動作時の痛みも無くなりました。








【2回目】
施術前の時点で開口幅指3本開くところからの
スタートだったので
前回の状態がキープ出来ていました!

また常にあった違和感や
咀嚼時の痛みも落ち着き始め、
通常の食事が出来るようになっていました!

ですが、不安はまだ残るとのこと。
(硬いものは避けていただいています。)
 

咀嚼時の顎関節周辺のプチプチ音も
再度出てきていました。




【3回目】
2回目同様ですが、
全体的に症状を感じる頻度や度合いが
減ってきたとのこと!

右側の痛みは落ち着き、
はじめに痛めた左側の症状が
残存しているようでした。




【4回目】
開口幅も保ていて、
硬いものも選びながらですが
食べられるようになっていました!

 
【5回目】
始めのような痛みや違和感、
不安も無くなりました!

咀嚼時の顎関節周辺のプチプチ音は
たまに違和感があるようでしたが、
顎関節の機能的には問題が無かったので、
期間を3週間ほど開き経過をみました!
(ここまでは1週間に1回のペースでご来院いただきました。)



そして、
その後も維持ができていたため
治療は終了しました!



※顎関節症は、 
程度により頻度や回数に個人差があります。



  今回の​顎関節症の原因


今回、硬いものを食べた際に
外傷的な衝撃が加わり痛みを発生させました。


が!!!


実は隠れ原因もいたのですガーン


症状が出るまでの過程


ポイント①

日常生活で意識していただいたところ、
左だけでものを噛む癖を見つけました。

そのため、
咀嚼筋(※1)が硬くなり
顎関節に負担がかかり続けていたこと

(※1)咀嚼筋…顎関節の動きに関わる筋肉




ポイント②

①で左右差を生み出したため、
顎関節に関わる
骨組みの位置関係がズレていったこと

この小さなミリ単位のズレが蓄積していくと
気づいた時には顎関節症になっているのです。




ポイント③

①②でお話ししたように、
筋肉や関節の位置が悪いまま
口の開け閉めなどをしないといけないため
左側に顎がずれながら口を開ける癖がありました。




今回の場合、
昔から左側だけ音が鳴っていたことも
これらの要因が関係します!



ここまでは日常生活の癖となります。





なので、
外傷的に痛めた顎関節症だとしても
複合的に負担が掛かっていることが多いので


発症までの原因を
見つけることも大切となります!

また、

それらを改善することが
今後の再発予防にも繋がります!




ポイント④


もちろんこれら患部に原因もありますが、



症状を増強させたり
治りを遅くしているのには
患部以外に原因があることが多いのです!




それは何かというと

・自律神経の乱れ
・ストレスや緊張
・内臓の疲労 などが多く関係します。



これらは目には見えないものですが、

日常生活による負担の蓄積
  ↓
症状が出る
  ↓
ストレスや緊張状態が続く
  ↓
自律神経が乱れる
  ↓
内臓疲労が起こる
  ↓
症状の増強や治りにくくなる


これら悪循環を断ち切るためには
患部以外の原因に対しての
治療が必要になります!



今回の場合は、

この様な過程で起こったものになりますが

患者様によって根本的な原因は様々なのですびっくり






  施術について


まずは、

なぜ顎関節症が発症したのか?
患部以外の原因は何か?を見つけ出し

それら全ての原因を解決することが
根本改善として必要になります!



これらを当院では、
・患部の治療 に加え
・鍼治療での全身調整
・手技を用いた顎関節に関わる骨組みの調整
・セルフケア指導
・必要に応じて整体

などで改善させていきます!!!




  まとめ


病院での治療法としてあげられる
マウスピースやお家でのマッサージ、
薬物療法などで改善されない場合


あなたの『顎関節症』を治すためには
患部以外の治療が必要かもしれません!!


病院以外にも
治せる治療の選択肢があるということを
知っていただけたらと思いますキラキラ



『顎関節症』でお悩みの方、ぜひ一度ご相談ください!




 
今日よりも元気な明日を迎えられますように🌠
 

 

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