今日はどんなことを一番長い時間考えた?
私達の思考には、実はスゴイ掟があります。
この話は信じてもらえないかもしれないけど
フシがある選手権で優勝できるくらい
きっと振り返ってみたら思い当たるフシがあると思います。
スピリチュアルとかじゃないのですが
理論を話始めると本一冊になるので
結論だけ言うと
私達は、よりリアルに
長い時間考えたことに
近づいていきます。
より、リアルに長い時間考えたことに近づいていくんです。
だから今日、どんなことを長い時間考えた?
って冒頭で聞いたわけなのですが
嫌いな人のことをずっとずっと考えてしまうと
属性がその人に少しずつ似てきます。
考えれば考えるほど、近くなっていくのです。
もっと深く言えば、思い出した時の感情に寄っていきます。
思い出した時、嫌な感情で思い出したら
そのとき、ちょっと嫌な奴の顔になってるはずです。
つまり、思い出した時の感情に寄って行くのです。
ということはあなたの貴重な心の時間を
1秒でもその人のことを考える時間にあててはならない。
近づいていくからね。
たとえばAppleの創業者
スティーブ・ジョブズは、
未来に起こす革新のことを永遠と考えていました。
それこそ、寝ている時間すら考えていました。
よりリアルに脳内に広がる世界を考え続けました。
Appleの製品を嬉しそうに使ってる人々
その人々がそこから生み出すものや得られること。
来る日も来る日も考えつくしました。
だから、その未来に彼は近づいていったのです。
よりリアルに、長い時間考えたことに
人は近づいていくのです。
これはもちろん、ジョブズだけじゃなく
日清の安藤百福さんをとってもそうだし
ソフトバンクの孫正義さんをとってもそう。
オードリー・ヘプバーンやマリリン・モンローもそう。
未来や自分のあるべき姿を考えつくすから
その頭の中に近づいていくのです。
歴代の偉人達が、どんなことを長い時間考えていたか?
それは、「描いた未来(自分)」と「尊敬する人」だそうです。
描いた未来や、在りたい自分を考えつくせば
その未来に近づいていく。
尊敬する人を、考えつくせば
その人の思考に近づいていく。
だから偉業を成し遂げたのです。
「わたし」という存在は
「いつも考えていることそのもの」
ということです。
その人が一日中考えていることがその人である。
by エマーソン
いつも考えてること
それを『あなた』と言います。