私達の脳って不思議なんだけどね、
認識していないものは見えないようになってんのね。
そんで信じていないものは見えないようになってんのね。
強く認識すると見える。
強く信じているものが見える。
それが私達が現実と呼んでる世界です。
あ、あれだよ。
スピリチュアルな話じゃないよ。
若者たちが音楽をよく知っているのは
新しい音楽を強く認識しているからで
強く認識していない人は、
何度も聞いてるのにスルーしてるんだ。
そして、認識したときはじめて
「この曲はじめて聞いたけどいいね」とか言って
「最近売れだした曲だね」とか言うようになる。
いままで何回も耳にしているのにです。
流れ星をよく見る人は
「流れ星って結構いつも流れている」と
強く認識している人だし
タンポポの綿毛をよく見る人は
「結構色んな所に飛んでる」と強く認識している人。
実際に、多くの外国人は
「風鈴の音」が聞き取れなかったりする。
実験すれば簡単にわかるけど
「私はこのお店の悪いところを調査する職業だ」
と自分に言い聞かせて、お店に入ると
悪い部分がわんさか見えてくる。
どれだけ完成度の高い店であっても
そういう目で見たら、悪い部分や掃除の甘さなど
色んな点が見えてくるようになる。
それは、脳が“悪い部分”を
強く認識するようになっているからです。
警察官が、常人にはわからない飲酒運転に気付くのと同じ。
格闘家が、歩き方だけで相手の熟練度がわかるのと同じ。
強く認識すると見える。
強く信じているものが見える。
それが『現実』と勝手に呼んでる世界です。
(だから人によって現実って全然違うんだよね)