何日か前に、「流れ」を味方につける記事を書きました。
こちらですね。
まだ読まれておられなかったら是非読んで見てください。
読んでる時間、絶対に損はさせないはずなので。
自分にイイ流れを呼び起こす方法
として、上のリンクの話を書きました。
その中で、わかりやすい方法として
『逆』の選択をすると、イイ流れを呼びやすいよ。
というお話を書きました。
その中で、色んな質問や
具体的な例がもう少し欲しいというお声があったので書きます。
まず、一つ質問があったのは
「みんなの逆をやればいいんですね！」
というニュアンスの質問だったのですが
なんでもかんでも『逆』がいいかというとそうではなく
（ただの逆ばかりつく捻くれ人になるしね）
皆と同じことをやっていたら、
その道を歩む人が大行列なので
その場合、わざわざハードモードに身を置いてるから
イイ流れを呼び込むのは難しいよ。ということです。
皆が参加するオークションは値段が上がりやすいしね。
皆が狙っている物件は値段が上がっちゃうしね。
つまりは、皆と同じ行動をとると、ハードモードだということ。
だから、大多数と同じ行動をとったら
それだけで、能力勝負のハードモードだし
イイ流れは来ないよということで
『逆』というキーワードを使ったのです。
それでなくても、多くの人は大多数と同じ選択をするからね。
「皆はどれを選びますか？」と聞く人は実際に多いし
「売れている」と聞いたら買う人は実際に多いし
大多数と同じことをしていたら正解。
と思ってる人はとても多いんだ。
本当は、とてもハードモードな選択なのに。
その中で、イイ流れを呼び込むのに
いい例をあげるとするならば
「っぽくない」
という視点を持ってみるのもいいと思います。
「っぽくない」視点というのは
「普通はしないよね」という視点です。
たとえば、
京都には、京都グルメタクシーさんという
タクシードライバーさんがいるのですが
「京都口コミ食べ歩き情報」の代表であり
京都で50年間弱、お住まいで
元フランス料理人の運転手さんがいます。
まさに「っぽくない」の視点で
タクシードライバーをされているのですが
そのドライバーさんに案内されたら
自分の足で食べ歩きまくった経歴から
めちゃくちゃ美味しい料理屋さんに連れってくれるのです。
普通ならやらないほどの圧倒的グルメ特化。
圧倒的な食べ歩き経験から生まれる満足度。
だから、口コミが口コミを呼び
予約はパンパンです。
この視点は、タクシーや観光だけじゃなく
その他のビジネスでも、恋愛であっても
ものの見方が膨らむ視点だと思います。
もう少し身近な例を出しましょう。
最近は本を読まない人が増えています。
ネットで十分情報は入ってくるし
動画や音声で聞くこともできるしね。
だからこその、
「本を読む」です。
全然本が読まれないからこそ
沢山の本を読んで身に付けていることが
重要度を増すわけだ。
（私はどちらにせよ本は読んだ方がいいと思ってますが）
でも、もう少しいい流れを呼び込みたければ
ベストセラーはもちろん読めばいいけど
あまり売れていない本を読むことです。
実はベストセラーと、全然売れていない本の差って
表紙とタイトル、そんでプロモーションの差が大きく
売れてなくても内容のいい本はめちゃくちゃ多いんです。
そんで「っぽくない」の視点を入れる。
料理人なら「普通料理人は読まないだろう」
という本を読んだ方がいいし
カウンセラーなら「普通カウンセラーは読まないだろう」
という本を読んだ方がいいし
自分の専門分野以外に熱く語れることがある人は
とても魅力的に見えるものです。
「えっ？そんなことも知ってるの！？」
ってなって特別な存在になるわけです。
「っぽい」という視点で知識を得たら
みんな同じことをやってるからハードモード。
いい流れはなかなかやってこない。
「っぽくない」という視点で生きると
自分だけの絶対領域だからイージーモード。
必ずいい流れがやってくる。
自分だけの絶対領域を持つから
君にしかできないことが生まれるのだ。
自分の手で、いい流れを生みだそう。
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美言1786『っぽくないからこそ、チャンスだ』