人は二度学ぶ。
一度目は、教わりながら学び
二度目は、教えながら学ぶ。
by メッショリーナ・メグリーナ
自分が誰かに大切なことを教えるとき
それは、自分への言葉でもあると強く思うんだよね。
心の奥にある、本当は自分に言いたいことが出てくるんだ。
「夢を大切に」って子供たちに教えるなら
それを教える人は、夢を大切にしなきゃいけない。
そして、それを口だけじゃなく姿で語らなければならない。
それが心が叫んでいる自分への言葉だからだ。
「素直がいいんだよ」って誰かに教えるなら
それを教える人は、とにかく素直であることが大切だ。
意地を張っていたり、スネるんじゃなく
ごめんなさいを言えたり、ありがとうを言えたりしないといけない。
「正直が良いんだよ」と誰かに教えるなら
それを教える人は、正直でないと
その言葉にはなんの説得力もない。
とても当たり前のことを書いてるけれど
「なんでもやってみることが大切」と子供に教えるのに
自分は「私はもう歳だから」と濁す人はとても多い。
「可能性で溢れている」と子供に教えるのに
自分には可能性がないと嘆く人も多い。
人は二度学ぶのだ。
一度目は、教わりながら学び、
二度目は、教えながら学ぶ。
誰かに教えている時、出てくる言葉は
そのまま、自分に言いたい言葉でもあるんだ。
そんな、心からストレートに出てくる言葉に
耳を傾けよう。
そうすれば、今自分に一番必要なことが手に入る。
そうすれば、今やるべきことは明確になる。
明確になれば、今は必ず明るくなる。
誰かに言った言葉は
自分に言った言葉だ。
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美言1740『人は二度学ぶ』