人は自分が思っているほど
自分のことを知らない。
自分の顔をよく知っているのは
自分よりも周りの人だし
自分の笑った顔や
怒った顔や、嫌な顔や、いい顔。
ふと、ガラスや鏡にでもうつり込まない限り
なかなか見ることはない。
自分の歩き方も、
自分では見ることが少ないし
自分のいつもの姿勢も
自分では見ることが少ない。
だから意識的に、習いに行ったり
トレーニングをしない限り
そう言ったところを磨くことができないんだよね。
でも、多くの場合
誰かに与える“印象”の半分くらいは、
こういう自分ではわからないところがしめているんだ。
たとえば、接客業はもちろんだけど
仕事というものは、『顔』や『ふるまい』が
かなりの割合をしめているんだよね。
仕事の中の人は、
“作業”や“スキル”や“やること”に目を向けがちなんだけど
もうね、半分くらい『顔』や『ふるまい』が仕事なんだ。
めちゃくちゃ仕事量をこなしているのに、
喜んでもらえることが少ない人は、
その半分の仕事を疎かにしていることが多いんだ。
これはとてももったいない。
仕事量と『顔』や『ふるまい』は掛け算だからね。
仕事量 × 『顔』や『ふるまい』だ。
これは仕事だけじゃなく
人と関わることは全部同じで
恋愛でも、どんなことでも
『顔』や『ふるまい』が半分以上を占める。
恋愛マニュアルを読んだり
お仕事マニュアルを読んで
それを完璧に遂行しても
『顔』や『ふるまい』が良くなかったら
もうね、全然誰の心も掴まないからね。
そんで「なんでだよ!」ってなるんだけど
なんでかというと、冒頭に書いた通り
自分の『顔』や『ふるまい』は、
自分が一番知らないからなんだ。
でも、逆にここを意識せずに
いままで過ごしていたんだとすると大チャンスだ。
仕事と『顔』や『ふるまい』は掛け算だからね。
一気に輝きを放てるよ。
だから、恋愛でも仕事でも、どんなことでも
『何をするか?』も大切なんだけど
それ以上に、
『どんな顔でするか?』
『どんな心でするか?』が大切なんだよ。
意識してみよう。
絶対忘れちゃうから、
毎日見る何かに書いて意識してみよう。
必ず、激変するから。
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