「この人の言葉はなんて説得力があるんだろう!」
という人と
「いいこと言ってるはずなのに伝わらない」
という人の違いとは?
というお話です。
まるで、魔法にかかったような説得力を持って
「その人の言葉を聞くと、動きたくなる」
という人もいれば
めちゃくちゃいいことを言っているのに
イマイチ心に入ってこなかったり
伝わらない。という人もいます。
この違いってめちゃくちゃ大きいよね?
言葉に説得力を持てたら
それはどの分野でもとんでもない力になる。
たとえば、講演会の講師だったり、
子供に対する親の立場だったり、
部下に対する上司の立場だったり、
そんなシーンで悩んでいるかたも多いと思います。
「どれだけいいことを言っても伝わらない」
「どれだけ言葉を駆使しても行動してくれない」と
言葉に“説得力”をまとっていないと
色々と悩みも付いてきます。
思春期のお子さんを持つお母さんがよく言うセリフで
「『色々やってみなさい』って子供に言うんですけどね~」
って聞くことがあります。
そして、その次にこう続けます。
「でも、この子ったら全然やらないんですよ」と。
子育てをしている時に言っているセリフって
実は自分に向けて言っているセリフでもあるんです。
つまり、自分に「もっと色々やってみたらいいよ」って
思っているということですね。
人に言って聞かせるんじゃなく
自分からやって見せてやりなさい。
ということです。
でも「私はもうこの歳だからいまさら……」とか言って
自分はやらなかったりするんですよ。
だから言葉に説得力という
力が宿らないわけだ。
つまり、何が言いたいかというと
その人がやっていることと、
言っていることが一致していると
その人の言葉には“説得力”という力をまとうことができる。
ということです。
だってそうだよね。
めちゃくちゃ綺麗な人の
スキンケアや美容の話は説得力があるし
めちゃくちゃスタイルのいい人の
スタイルの話は説得力がある。
もし、北斗の拳のハートみたいなタプンタプンのお腹で
「ダイエットしぃや」と言われても
まったくもってやりたくはないはずだ。
ひたむきにトレーニングに取り組む
アスリートの言葉は説得力があるし
ひたむきに仕事に取り組む
上司の言葉は説得力がある。
なぜなら
その人がやっていることと、
言っていることが一致しているからだ。
めちゃくちゃ当たり前のことなんだけど
親と子供だったり、上司と部下だったり、
「全然言うことを聞かない!」が
蔓延している人間関係の場では
この「行動」と「言葉」が一致していないのに
行動を押し付けていることが多々あるのだ。
親が子供に言っている言葉は
実は自分自身に言っている言葉でもあるし
上司が部下に言っている言葉は
実は自分自身に言っている言葉でもある。
不思議なもので人という生き物は
その人が普段からやっていることや心掛けていることを
無意識に察知することがある。
だから、講演会の講師に
「人が喜ぶことをしましょう」と言われても
伝わる人と伝わらない人にわかれるんだ。
やっていることと一致していると
「人が喜ぶことをする」という
極めて当たり前のことでも
魔法のように心にズドンと来るし
やっていることと一致していないと
その言葉は“違和感”を生み出すだけで
耳元をスルーしていくようになっている。
言葉に説得力を纏うと
本当に大きな力になる。
きっと想像している何倍も。
言葉に説得力を纏おう。
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美言1684『言葉に説得力を宿そう』