先日、小さい頃よく通ったスーパーが
老朽化による建て替えの為に閉店したんですね。
ダイエー全盛期に、ダイエーに対抗して建てられたような店で
国道に面した4階建てで、色んなお店が入っているような商業施設でした。
小さい頃にお母さんについていって
お母さんが買い物をしている間、私はいつもその施設内をウロウロしていて
遊び場のような場所だったので
せっかくなので閉店の日にフラっと立ち寄ったんです。
買うものは何一つなかったのだけど。
入り口を入ると、もの凄い人だかりが商業施設を埋め尽くしていて
何を見るでもなく、エスカレーターで4階のフロアまで上がったりして
「ここでよく座ってたなぁ」なんて
小さい頃を思い出したりしていたのですが
一階には大きなスーパーがあるんですね。
その大きなスーパーとは別に
お肉屋さん、カツ屋さん、花屋さん、色んな専門店が並んでるんです。
私が入店した時、いよいよ閉店の2時間前で
専門店はどの店もすべての商品を売りきっていたのです。
ショーケースにはお肉のひとかけらもない状態でした。
つまり、あとは後片付けをして終了と言う状態です。
だけど、どの専門店も、必ず何人かお客さんの方を向いているのです。
売るものは何一つないのに。
すべて売り切ったのだから、
あとは黙々と最後の掃除と撤退作業をすればいいだけ。
なのに、お客さんの方を向いているのです。
しかも、ニコニコしてるんです。
すっからかんのショーケースの上で
店員さんがニコニコしてるんです。
そこで、おばあさんが店員さんにこう言ったんです
「全部なくなってしもたんかい?」
おばあさんがそう聞くと、店員さんはこう言いました。
「あとは笑顔しか
売るものがありませんから」
店員さんはそう言って、ただ、人が行き交う通路に向けて
頭を下げていました。何度も何度も。
「そうかい。
あんたんとこのお肉、美味しかったで。
ありがとうやで」
おばあさんはそう言って立ち去っていきました。
顔をあげるとどの店舗も、
店員さんがお客さんの方を向いてニコニコしていました。
「残り二時間、最後まで笑顔を売るぞ」
そんな顔で、お客さんを迎えていました。
空っぽのショーケースをはさんで
何か、満たされた空間が広がっていました。
「私には何も売るものがない」
と嘆く人がいますが、本当はできることが沢山あります。
笑顔を売ることが出来る。
親切を売ることが出来る。
それを続けると、感動を売ることが出来る。
そんな人の元には、また人が集まってきて
人が集まってくると、嫌でも価値は生まれる。
商品がなくても、必ず何かが生まれる。
自分には売るものがないとか
自分にはセールスポイントがないとか
そんな言葉はでてこない。
いくらでも、今すぐに生み出すことが出来る。
そんなことを思いながら、
小さい頃、何時間も過ごしたスーパーをでました。
何かが終わる瞬間と、何かが始まる足音を聞きながら。
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