サボっていた春のネタを消化中です笑
昨日、合宿から帰ってきたばっかりなんですがそのこと書かないんかい!って思われそうですが合宿については後日…
今回は5月に行った長崎海岸の内容です。
この回は海辺の自然観察会の事前講習会を兼ねていることもあり、参加人数は非常に多かったです。
そんな中いつも通りちびちびと微小貝を探す。
ツメナリミヤコドリ Phenacolepas unguiformis
この調査では割と定番になりつつある貝です。
生息する環境が還元的な転石裏という限られたものであるのでどこでも見られるものでは無いと思います。
セスジミノウミウシ Coryphellina sp. 4
茶色だらけの環境でひときわ目立つ派手な種です。
いつも観察会で名前が上がるのですが、私自身は初めて見つけました。
伸びてくれないので写真は微妙です笑
ババガゼ Placiphorella japonica
の上に乗る
クリイロキリオレ Mesophora fusca
多分クリイロキリオレです。このあたりではThe・キリオレに並ぶよく見かける種類です。サツマキリオレと同種の説もありますが、どうなんでしょうか?
私自身はサツマキリオレを見たことがないのでなんとも言えません…。
サフランキリオレ Bouchetriphora conspersa
キリオレガイの中では比較的美麗種だと思います。各螺層の最下顆粒列が紫色に染まり、それ以外は茶色のぼんやりとしたまだら模様になります。
ビロウドヒザラガイ Acanthochitona dissimilis
初確認の種です。近海産にも載っていない種なので調べるのに苦労しました。
大阪湾の生き物を調べる際によく見に行く「淡路島の生き物たち3」にて写真と種名が載っており、これだ!となった次第です。ヒメケハダに似ていますが、総じてビロウド色であり、毛束がリング状に並び、ぷっくり膨らむ特徴があります。