先日、定例調査(長崎海岸)に行ってきました!
長崎海岸自体は十数年前に1度行った記憶がありますが、ほとんど覚えてない状態
記憶にはうっすらキヌハダウミウシとツルウバウオを見た記憶があります。
当時12歳ぐらい?だったので当然磯の生き物も大して知りません。
そんな過去もあって今回はじっくり小さな生き物を探しました!
この日は新刊「新 写真でわかる磯の生き物図鑑」の受け取りをお願いしていました!
写真雑ですが(笑)
普通の図鑑でも形態的な特徴を文章化する時に専門的な部位名称を使いますよね。(貝で言えば胎殻とか套線湾入とか…。)
この図鑑ではそれらの部位を図で示されているのは個人的にかなり有難いです。
特に知識のほとんどない分類群については図で一々確認しながらやってる内に覚えるものです。
あまり他の図鑑でピックアップしない海綿動物やホヤ類、紐型動物なども現地同定が可能な種を中心に掲載されていて助かる!というのが個人的な感想です笑
というわけで観察会は
海岸はこんな感じ。
ウミトラノオが沢山生えてました。
とりあえず到着時は潮が高かったので潮間帯中部辺りを散策。
他の定例調査地点と比べてアオガイ類が少なかったように感じました。(他の方は見つけられていたようです)
アオガイの代わりに小型のベッコウガサやマツバガイが岩の隙間にびっしり並んでいました。
ヒザラガイ、ケハダヒザラガイ、クロヅケガイ、イシダタミガイなどお馴染みの面々。
昼ごはんを食べて最干潮に備えるかと思ったらざる蕎麦をひっくり返してしまう…。
おにぎりだけ食べて再びフィールドへ。
潮間帯下部までアクセスして転石を観察。
仕事上フジツボも勉強中ですが、ヒラフジツボの類はムツアナしか見た事なかったなと。
これはヨツカドヒラフジツボのようです。ヨツカドと言われてるだけあって4つのキールが目立ちます。
ちなみに右側のフジツボはサンカクフジツボっぽいです。サンカクフジツボといい、ココポーマアカフジツボ、ヨーロッパフジツボなど外来種が意外と多い仲間です。
メダカラ夫婦かな?
兄弟かもしれません笑
私が貝類に興味を持ったきっかけはタカラガイ類なので居るととりあえず写真を撮ってしまいます。
で、その下のカンザシゴカイ類の棲管ですがいくら覗き込んでもヤッコカンザシしか見当たらなかったのですが、ムツエダやエゾカサネなどもいたようです。住み分けてるのかな?
持ち帰りサンプルは次の記事で載せていきます〜
まだ撮って無いですが笑