の派生ブログです。
 
これまでは大林組の決算発表は12:00だったのですが、今日は取引終了後でした。5/13、5/14の始値、高値、安値、終値(5/14は9:30まで)は
  • 5/13:1,761円、1,769.5円、1,668円、1,676.5円(-83.5円)
  • 5/14:1,900円、1,957.5円、1,888.5円

200株、「買建て」していて、100株は「現引き」、100株は1,915円で精算しました。福沢諭吉が2枚です\(^o^)/。

(11:30+、以下コメント追記:前引けは1,908円、VWMPは1,915.7円、出来高は6,088,500株でした。年初来高値(10年来高値も)を更新しました。大屋根(リング)の建設の全体総括は大林組なので、宣伝効果は大きいのでしょう。前場での値上がり率は、

  • 大成建設:3.2%
  • 大林組:13.8%
  • 清水建設:-1.5%

でした。)

 

以下は再掲です。

今日の決算の中では大林組の決算内容が1番、良かったと分析しています。前期の売上高、営業利益、今期の売上高、営業利益(予想)は、単位:100万円で

  • 大成建設:1,765,023、26,480、1,990,000、87,000
  • 大林組:2,325,162、79,381、2,510,000、93,000
  • 清水建設:2,005,518、▲24,685、1,800,000、41,000
売上高が大きいというのは評価でしょう。
 
 

スーパーゼネコン5社の内、竹中工務店は上場していません。

 

最初に明日の取引時間中に決算発表のある大林組清水建設について、株価チャートを作りました。信用売残、信用買残、移動平均線ボリンジャーバンドと2月の3Q決算の指標をピックアップしました。上場しているスーパーゼネコン4社の中では清水建設は3Q決算で赤字となり、厳しいです。

 

 

(参考)

大屋根の北東工区は大林組、南東工区は清水建設、西工区は竹中工務店が請け負っています。

 

夢洲が埋め立て地で軟弱地盤、電気、水道のインフラが未整備であるにも拘らず、工事が順調に進んでいることはスーパーゼネコンの技術力の証でしょう。大屋根については、建設費が当初の1.9倍の2,350億円となる中で、大屋根の建設費が344億円で巨額であることの説明は不十分です。

 

一方、巨大な集成材の柱と梁を「貫工法」で組み立てることは、素人ですが建築工学的には難題のように思います。日本独自の方法で巨大な木造建築物を建設する技術が確立できれば、「令和の名工」と評価される可能性があります。コスト面からは鉄骨の方が安くて、強度や耐久性に優れているとしても、SDGsで木造建造物が評価されるのかどうかは今後の検証が必要でしょう。

 

 

大屋根の南東工区には大林組、大鉄工業、安井建築設計事務所のロゴのある垂れ幕が見えます。

 

北東工区の清水建設

西工区の竹中工務店

表と画像は下記から再掲

「公共事業」としての大阪万博関連の事業費 ④(12/2)

COSMO TOWER 展望台からの万博会場 ③(12/23)

COSMO TOWER 展望台からの万博会場 ④ -3 (3/30)