画像は、今日の全国紙朝刊1面です。並べ方はABC順で、左上から朝日毎日日経、右上に飛んで産経読売の順です。関西在住なので大阪本社版です。

 

 

各紙の1面記事トップはまちまちで、朝日は「陸上イージスイージスアショア)。毎日と読売は、視点が違いますが「衆議院解散」関連、日経は「サイバー戦争」、産経は「中国の対北輸出」についてでした。

 

私は、「北朝鮮リスク」には慎重に対処する必要があると考えています。私の意見は、「あと書き」にまとめました。下の表は今日の社説です。日経は「見出し」にも著作権を明示しているので、内容をまとめました。

 

1つだけ、「税と社会保障の一体改革」は2012年12月(6月に訂正しますm(__)m。1PM、追記)に自民・公明と民主(当時)の3党合意です。歳出削減は、各政党の「公約」よりも重いものです。私は「財政規律派」なので、勝手に選挙公約を書き換えるのは反対です。

 

(1PM、追記)

昨日の 今日の全国紙朝刊1面(9月23日) で、『全国の地方新聞の社説は時々、見ます。北海道新聞、岩手日報、神戸新聞、山陽新聞、西日本新聞、南日本新聞、琉球新報などが、「北朝鮮」と「政局」絡みでした。原発事故を取り上げた新聞社も多かったです』と書きました。今日は、秋田魁新報、北國新聞、京都新聞、中国新聞、愛媛新聞、高知新聞などが取り上げていました。

 

 

(あと書き)

8月29日に続いて9月15日に北朝鮮ミサイル発射しました。「北朝鮮リスク」は、日米が北朝鮮を威嚇しても解決しないように思います。今は、安全保障理事会決議の着実な履行が先決だと思います。日米の主張はエスカレートしていますが、中国、ロシアだけでなく、フランスなど欧州諸国は、「話し合い」の継続を呼びかけています。

 

防衛省はHPで書き資料を公開しています。9月22日に発表されたものです。北海道の南、渡島半島の函館市上空を通過したイメージ地図が掲載されています(重要な一次情報なので、文字サイズを大きくし、強調しました)。1週間遅れの発表で、何もないよりもマシですが、気象庁は台風、地震の情報は、ほぼリアルタイムで、課長、主任予報官クラスが会見しています!(※1)

北朝鮮による核実験・弾道 北朝鮮による核実験・弾道 ミサイル発射に ミサイル発射に ついて

http://www.mod.go.jp/j/approach/surround/pdf/dprk_bm_20170922.pdf

 

以下はこれまでの経緯を簡単にまとめたものです。

15日の7AMごろ、北朝鮮ミサイル発射があり、北海道の上空を通過しました。Jアラートが北海道、東北6県と関東信越(茨城、栃木、群馬、新潟、長野)の12道県に発令されました、成田空港(千葉県)では、7時ごろの国際線の到着便、国内線の出発便とも通常どおりの運行状況のようでした(※2)。日本海にイージス艦が展開して、迎撃態勢が構築されていました(※3)。陸上イージス(イージスアショア)は欧州ミサイル防衛構想(European Phased Addaptive Approach, EPAA)の中で構築中です(※4)

 

(1)米国映画の中で、危機対応で、大統領/大統領側近/家族が優先的に飛行機で緊急避難する場面があります。最高指揮官なので当然かも知れませんが、ヒトの命には貴賤は本来、ありません。南スーダン派遣施設隊の日報については、誰かが「南スーダンは永田町よりも危険」と発言したやに記憶しています。報道の仕方については、気象庁に学ぶべきだと思います。地震、台風は毎年、起きているので、プロ集団の気象庁は指揮命令系統が整っているのでしょう。防衛省はプロ集団ですが、官邸は必ずしも、危機対応に習熟しているとは思えません。例えば、9月15日は当初、『領域を通過』としていました。(領域は、「領海」+「領土」の上空100キロまで)

 

(2) Jアラートの対象地域と成田空港の7AM過ぎの離発着

(3) イージス艦の迎撃能力と「陸上イージス」(1)(9

(4) 欧州ミサイル防衛構想について(9月22日)