今回は、日本海に展開している「イージス艦」と「イージス・アショア陸上イージス)」について図にしました。

 

地図は、本来は空港の航空管制塔のレーダーが使っているような「方位図」が正確なのですが、見慣れたメルカトル図法になっていますm(__)m。

 

さて、日本海に展開しているイージス艦」の迎撃能力の最新のデータは「軍事機密」ですが、SM-3 で射程:1,200 km、射高:70〜500 kmとされているようです(要確認)。8月21日の日経、朝刊2面に、「陸上イージス」の記事があります。日本全域を2基でカバーできるようです(要確認)。図があってわかり易かったです\(^o^)/。

 

図に示すように、ミサイルは北海道のはるか上空を7時4分から7時6分にかけて飛行したようです。上空、400キロを飛行する国際宇宙ステーションもプロ級の「マニア」は追尾するようですから、「三次元レーダー」を使えば、三次元的に高度まで分かるのでしょう(推測です)。陸上自衛隊のPAC3は射程が数十キロ程度なので、「最後の砦(とりで)」と言えるかどうか?私には分かりませんm(__)m。

 

(あと書き)

北朝鮮は挑発的です。例えれば、「指定暴力団」の家が近くにあるようなものです。大阪生まれで、そのような家や住んでいる人も見かけることがありました。道路や家の周りに、何故か「白い」ベンツがありました。対策は、①近づかない、②ちょっかいを出さない、③弱みを握られない が鉄則でした。

 

米国は、「硬軟両面」のようです。具体的には、対米への破壊能力はないので、「核保有」を認めるのでしょう(推測です)。日本政府は、中国、韓国と共同歩調を取れるかどうかが鍵でしょう。本日の毎日新聞2面の「風知草」(山田孝男・特別編集委員)のコラムがあります。元自衛隊幹部の言葉を引用して、『ケネディは戦史を勉強しており、周到。自らの力は見せつけるが、相手のメンツはつぶさず、必要以上追い込まない』と書いていました。ケネディ・元大統領は太平洋戦争に従軍し、魚雷艇の艦長として大けがを負ったようです。また、今年で白寿(99歳)の中曽根康弘氏は、艦隊勤務でした。

 

私の父の兄はシベリア抑留中に亡くなりました。父は佐官級以下の下士官の海軍の軍人でした。私は「アラカン」世代で戦争は知りません。かろうじて、父や父の兄弟が戦争を知っています。私は、せめて中国や韓国と共同歩調がとれないものかと願っています。「相手が悪い。自分は正しい」というのは、ある意味ではたやすいです。「相手」を知ることは「自分」を知ることでもあります。実は、一番大切なのは、「自分を変える」ことなのでしょう。

 

(過去のブログ記)

北海道の大きさと領空、上空(3)(9月17日) 

北海道の大きさと領空、上空(2)(9月17日) 

北海道の大きさと領空、上空(1)(9月16日)