カウンセラー中島知賀です。
生きづらさの根本を紐解いて癒す
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怒りの感情ってとても難しいですね。
取り扱い注意となるのは、
怒りの感情を誰かに向けると、攻撃し返されるので、多くの人が自分の怒りをどこにも向けられないままに、自分の中にため込んでしまいます。
でも、怒りの感情はため込むほど、どんどん膨らむし、変化していきます。
怒りが、恨みつらみ、そして殺人的な憎悪まで膨らんでしまいます。
その結果
突然、怒りが爆発して誰かを傷つけてしまったり・・・・
怒りを出すことができなくて自分を傷つけてしまったり・・・・
そうならないためには、自分の怒りの感情を大切にすることから始めましょう。
大切にするというのは、
・怒りの感情を感じられないという事実も、
・怒りの感情を大切にできなくて抑えてしまうという事実も、
・怒りの感情は悪いとジャッジする事実も、
全部、まるごと、大切にするところから始めましょう。
だって、それは、怒りの感情を親から大切にされなくて、傷ついてきた過去のトラウマが眠っているからです。
多くの人が、私もですが、怒りを表現したときに、怒りの感情を大切にされなかったので、
大人なってからでも、自分の怒りを素直に感じたり、上手に表現したり、他人の怒っている気持ちを理解しようとして、そのまま受け止めることが下手なんです。
怒りの感情は、とても自然な感情です。
自分が傷ついていることを知らせてくれるメッセージです。
あなたが日常生活の中で、イラっと反応的に感じた時には、自分の怒りを認めて、じっと感じてあげましょう。
それが難しいと発見することだけでも、大きな前進です。
まずは、自分がどんなときに、イラっと来るのか？どんなときに怒りが湧いてくるのか？自分の怒りの感情に関心をもって、怒りの感情を無視しないで、認めてあげましょう。
そして、その怒りが激しいときは、紙に書きなぐったり、独りで壁に向かって言葉に出してみましょう。
専門家がいれば、時間をとって、あなたの怒りの感情をあなたの身になって理解して、受け止めてもらうと落ち着いてきますし、次第に自分の怒りの感情を怖がらないで感じられるようになっていきます。
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