カウンセラー中島知賀です。
生きづらさの根本を紐解いて癒す
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昨日のブログでは、深い孤独感を抱えている人は、深い寂しさや悲しみ、苦しみを埋める目的で人と繋がってしまうことをお伝えしました。
とっても恥ずかしいことのようですが、私自身が若いころに苦しんだ心の痛みです。
その根っこは、
小さなころに親から暖かい関心や、暖かい身体的な接触をたくさん感じられなかったこと、ありのままの自分のことを暖かく受容された実感がなかったことなどの、幼少期からの心の傷つきが抱えている深い悲しみ、寂しさ、怒りです。
甘えたかったのに、甘えられなかった根深い寂しさや悲しみの水脈が心の底に、とうとうと流れているような感じなのです。
当時の私は、自分の心の底に＜寂しさや悲しみ、甘えたい＞という水脈が流れていることにすら気づかず、
ただ単に
「寂しいから人と繋がりたい、この人が好きだから仲良くなりたい」
そんなふうにしか思っていませんでした。
しかし、縁を結ぶ人は、どこか影を宿している女性だったり、男性だったり・・・・・
危うい雰囲気漂う人に惹かれていきました。
反対に、物足らなさを感じてしまうのは、明るくて健康的で穏やかな人達・・・・・
なんで危険な人に惹かれるのか？
なんで厄介な人に近づいてしまうのか？
自分の心の中で何が起きているのか？
そんなことに向き合うすべすら知りませんでしたし、自分の好みの問題だと思っていました。
ところが、実は、自分の心に深く向き合い始め、深いセラピーを受けるにつれ、
私は人を利用していたことに気づき始めました。
自分の心の寂しさ、飢餓感、空っぽ感を、人に何とかして貰おうとしていたのです。
「自分の心の中を埋めて欲しい」と無意識に人に要求して、人から奪おうとしていたことに次第に気づいていきました。
ものすごい自己嫌悪にも襲われましたが、その根っこには、泣いてうずくまっている小さな女の子がいました。
昨日もお話をしましたが、
人に満たしてもらおうとして人と繋がる時、繋がる相手も同じように「人に満たして欲しい」という心に傷を抱えている人と縁を結んでしまいます。
健康的な人は人に満たしてもらおうとしないし、人を満たしてあげないといけないとも思わないので、縁を結ばないのです。
しかし、同じような深い悲しみや寂しさを抱えている人は、人に満たして欲しいと思っているので、相手の心も満たしてあげなくてはいけないと感じているのです。
こうした関係は、お互いに満たし合うけれども、奪い合う関係になり、ドロドロになっていきます。
では、どうしたらいいのでしょうか？
繰り返しになりますが、人に満たしてもらうのではなく、自分の心を自分でケアしていきましょう。自分で満たしてあげましょう。
自分の心を自分で向き合い、その悲しみや寂しさ、怒りなどを分かってあげること。癒してあげることです。それが満たすということです。
自分だけではできないことなので、安全で安心できる人間関係や場の中で、あなたの心の声にじっと耳を澄ませ「いったいどういうことなのかな？」聴いてあげましょう。
参考にしてみてくださいね。
このブログ記事や音声動画もお役に立ったらとても嬉しいです。
本日もお読みいただきありがとうございました♪
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