やっぱりできない次男 | テキサス〜Country Life〜

テキサス〜Country Life〜

カリフォルニアに8年、ハワイに10年、そして今はテキサスに住んで8年。在米26年。アメリカ人の夫と息子2人、ジャーマンシェパードと田舎暮らし。2024年3月に難病、CIDPと診断される。

今日は、バンドのリーダーシップキャンプです。


朝9時から夜の9時まであります。


今までは3日間それぞれ半日づつあったのに、今年は1日だけ、それも12時間!?



明日はナースが家に来るので、朝からいろいろ片付けていると、次男からメッセージが届いた。


「やっぱり僕はリーダーやりたくない。友達も誰もいないし面白くない。先生は僕にバンドを好きになれって言うけど、それは絶対無理。リーダー辞めてもいい?ママのために頑張ってきたけど、もうやりたくない。」


ゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ な、なにがあった?


その後も何度かメッセージでやり取りしました。


少しすると今度は電話がかかってきた。


電話の向こうの次男は号泣してる。


「やっぱりできない、先生とも話したから、、。」


家に帰ってきたら話そう、と言って電話を切り夫に連絡すると、すぐ帰るからと。




今、夫と次男は書斎で話しています。


うちの次男はドラマキングです。これは小さい時から。


よく言えば繊細な子なんですよね。


バンドを始めた頃から先生に期待されて、高校2年目では先輩達とも仲良くなりバンドをとても楽しんでいました。


去年はソロも演奏しました。誰でもできることじゃありません。上手な子しかソロはさせてもらえない。


でも好きだった先輩たちがいなくなったことで、バンドはあまり楽しいものじゃなくなった、と言ってました。


そして今年シニア、今までのバンド友達が全員辞めました。


友達が誰もいなくなったせいで、バンド嫌いがより大きくなったみたいですね。


「リーダーシップは辞めるけど、バンドは辞めないから。」と言ってますが、これもいつまで続くことか、、、、、。


嫌なことを無理に続けさせても意味がないことはわかってるけど、今年が最後なんだから、なんとか続けてほしい。


でも次男なりにいろいろ考えて、「やる気のない自分が続けても、周りの生徒に悪い影響しか与えない。」と。


以前はアギーバンドに入ることが夢でしたが、今となってはその夢もなくなったからね。



「ママが喜ぶからやったんだよ。」と言われた時は、胸が苦しくなった。


私は確かに次男がバンドに入ったことで、フットボールゲームに行ったり、バンドのコンテストに行ったり、今まで経験したことないことを体験できました。それがとても楽しかった。


でも、知らないうちに次男のプレッシャーになってたんでしょうかね?


ショボーンショボーンショボーン 


そんなに嫌なら辞めてもいいよ、と私は言いたいけど、夫は絶対に辞めさせないでしょう。


そのうちまた先生から連絡が来るんだろうか?


トロンボーンは次男以外に上手な子がいないらしくて、先生も次男に辞められては困るでしょう。


そして私はこんな体になったから、ゲームにも毎回は行けないだろうし、コンテストだって1人じゃいけない。


どうなることやら、、、。