こんにちは!
今年は梅雨入りが遅いですね
6月の日差しの強さをひしと感じています
雨が降っていなくても湿度が高いと歩いているだけで疲れますよね
心身のバランスを整えつつ、毎日コツコツやっていきましょう
さてさて!
本日のケイティサロンでは、
添×添セミナー
が開催されました
(保護者さん向けのオンライン勉強会です)
↓↓前回の様子はコチラ↓↓
今回もランチタイム中の開催です
(途中の入退室は自由です)
↓↓今回の様子です↓↓
今回の問題、難しかったですね~
- 力技で書きだして解いた子
- 倍数を使って解いた子
どちらもいましたが、前者の方が多かったように思います
↓↓今回は宮崎の問題を使用しました(九州は良問が多いです)↓↓
今回のポイントとしては、
- パターンを絞れたか
- 書いて導こうとしたか
- 記述ができたか
- 採点者ファーストの書き方・解き方ができたか
- 1~3の瞬発力があったか
さてさて!
今回のセミナーでも、たくさんお伝えしたのですが、その中でも、
- お子さんが気を付けるポイント
- 保護者さんが添削で気を付けるポイント
をいくつかご紹介します
お子さんが記述で気を付けるポイント
黒一色で書くのに慣れる
説明が多い問題だと、色を使って説明する方がわかりやすい時がたしかにあります。
でも、原則としてテストは黒一色なので、黒一色で説明できるようにしましょう
色を使わなくても、どうしたらより分かりやすくなるか、考えてみてくださいね
うっかり書き間違い注意!
本人はわかっているけど、うっかり書き間違えてしまうことってありますよね
特に、
- 上下
- 左右
- 南北
- 輸出輸入
などの対になる言葉は、本当は「左」と書きたかったのに、うっかり「右」と書いちゃった…なんてことはよくあります
ただ、これを本番の採点者が
「本当は「左」って書きたかったのね」
と思ってくれるでしょうか?
(ないです)
この小さな「うっかり」で、容赦なく減点、最悪0点になることも当然あります
一文書いたらいったんチェック
早く書かなきゃと、次に書くことを考えながら今書いていると、説明不足になってしまいがちです
これは、
「頭の中ではわかっているし、つながっているのになぜか減点…」
という子にありがちな惜しいポイント
早く次に行きたい気持ちはいったん抑えて、一文書いたら必ず立ち止まって書いた文章をチェックする癖をつけましょう
採点者にやさしい字を書く
パッと見て読めないほど小さい字はNG
小さく書かないと入らないのであれば、書かない、または、表を使うなど別の書き方を考えましょう
小さなつぶれた字を書いてしまいがちな子は、
- 下敷きを使う
- 先がとがった鉛筆を使う
で劇的に改善することがあるので、下敷き&鉛筆の先を注意してみてください
文章の中に( )を使わない
ブログなどでよく見かける( )。
( )は、書いている途中や話している途中で思いついたことを補足するために使用します
なので、記述問題の解答としてはNG
一読して意味が通じる説明を書く練習をしましょう
理系の記述は改行する
特に算数・理科の記述問題は1文書いたら改行、くらいの気持ちでこまめに改行する方が読みやすくなります
算数記述のコツについては、こちらの記事も参考にしてみてくださいね
↓↓算数記述のコツはコチラ↓↓
保護者さんが添削で気を付けるポイント
褒めたうえで、ヒントを与えて再度取り組ませる
まずがんばって書いたことを褒めたうえで、
「さらに上をめざすなら…」
「こうすればもっとよくなるよ」
というものを、ヒントを出したうえで再度取り組ませるといいですよ
(こういう工夫がされていると、つい取り組みたくなりますよね)
本当に伝えたいメッセージを別の色で書く
今回、お子さんの解答に対し、添削をしたうえで、
「あきらめなかったのはえらい!」
と別の色で書いていた保護者さんがいました
なんだか心がほっこりしました
受検を終えて振り返ったときに思い出すのは、こういう言葉であることが多いんですよね
突っ込みを恐れない
突っ込みどころあれば、とことん突っ込んでいくようにしましょう
つい、
「答えが合ってるからマル~」
としたくなりますが、細かく見ていく時間があるのも今のうち
「ん?これってどういうこと?」
と思ったら見逃さずに、しっかり突っ込んで聞いていくようにしましょう
役者になり切る
小さなミスを一言言われるだけではなかなか自分のこととしてとらえられなかったり、反発したりすることがあるかと思います
そんなときは、保護者さんが思いっきり悔しがって見せてください
「うわー答え合ってるのに、こんなところで減点なんて…超くやしいじゃん」
と言われると、
「ホントだ!これはミスした~って言ってる場合じゃない」
と思うようになります
言いすぎない
ついあれもこれも言いたくなってしまう親心
とてもよくわかりますが、言い過ぎは戸惑い・消化不良の元
たとえば、「今回は表現部分のテクニックのみ」など、ポイントを絞って伝えると効率の良い添削ができますよ
ギブアップしたら、その理由を考える
問題にがんばって取り組んだけれど、途中でギブアップしてしまったら、
「どこでギブアップしたのか?」
を必ず聞きましょう
また、今回のように時間がかかっても書きだせばできる問題の場合は、
- どこまで書き出せたのか?
- そもそも書き出すことができなかったのか?
- そのときどんな様子だったのか?
よく聞いて、考えてみてください
書き出すスペースがなかった
→書き出せるメモを用意する
そもそも書き出すのが面倒だった
→書き出しさえすれば解けるお宝問題なんだよ、と意識を変えて粘る力をつける
など、原因と対策を考えて、試していきましょう
半分の量で書かせてみる
丁寧に書きすぎて重複が多い場合は、削れるところは削る練習をしましょう
また、本来の半分の量で書かせてみる、というのも、
「どこが削れるかな」
を考えるいい練習になりますよ
…と、ざっくりご紹介しました
これからそもそも問題が難しくなっていき、添削する側も
「この記述が本当に合っているのかわからない…」
と悩むことが増えてくると思います
そんなときこそ、ぜひケイティサロンを活用してくださいね
添削にかかわっている時点で、すでにすごいことですし、お子さんにとって百人力ですから、プロに質問して、どんどん前に進みましょう
今回で添×添セミナーはいったん終了ですが、過去開催したケイティサロンのZoom授業は、録画版をご視聴いただけます
よければ下のバナーからのぞいてみてくださいね
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