エプソムカップ | カッツミーの競馬道

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 6月2日に行われた安田記念は単勝1番人気のロマンチックウォリアーが勝ち、2006年のブリッシュラック以来18年ぶりに外国馬が勝利した。日本の一線級のマイラー達を蹴散らした実力はさすが香港最強馬。是非秋には再度来日してマイルチャンピオンシップに参戦してもらいたい。

 

 さて今週末は伝統のエプソムカップが行われる。

 

 安田記念の1週間後に行われるエプソムカップは安田記念より200m距離が長いだけで、安田記念では家賃が高いメンバーが集まり、またリステッドやオープン特別を臨戦してきた馬や上り馬も揃い例年混戦になる。さらに将来のG1戦線参戦への試金石として出走する馬もおり、過去の勝ち馬では1991年の勝ち馬プレクラスニーが同年の天皇賞(秋)を勝ち、1997年の勝ち馬マーベラスサンデーと2007年の勝ち馬エイシンデピュティが翌年の宝塚記念を制している。

 

 エプソムカップが行われる東京芝1800m戦は、展開のまぎれが少なく、逃げ差しどんな馬でも実力が発揮しやすい舞台と言われている。それでも施行時期にもよるのか、同条件の2月の共同通信杯は枯れ芝の固い馬場のレースになるし。秋の開幕週で行われる毎日王冠は例年高速決着になる。

 エプソムカップは東京開催の終盤に行われることで馬場が荒れ、梅雨時期に重なることから重馬場になることも多く予想が難しいレースだと思う。

 

 今年のエプソムカップはルメール鞍上の昨年のセントライト記念の勝ち馬レーベンスティールが中心か?上り馬ジェイバームスやサイルーンも面白そうだ。そして1年2か月ぶりにターフに戻ってきた実力馬ヴェルトライゼンデの復活もあるのか楽しみだ。