桜花賞のイメージ | カッツミーの競馬道

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 明日は阪神競馬場で桜花賞が行われる。

 

 今でこそ春のG1戦線は高松宮記念からスタートするが、昔は桜花賞が最初のG1だった。

 

 桜花賞っていえばみんなどんなイメージがあるんだろうか?

 

 私は四季の中で春が一番好きで、花の中ではサクラが一番好きだ。

 

 競馬を知ったころは、春の最初のG1は皐月賞だと思っていたが、競馬カレンダーをみるとその一週前に桜花賞というレースがあることを初めてわかった。

 

 春の牝馬クラシックは桜花賞とオークスがあるが、桜花賞は”桜の少女”、オークスは”樫の女王”と言われる。両レースの間隔は1か月半しかないのに、わずかその間に少女から大人の女性にイメージが変わるのは、何かすごいなあ。

 

 桜花賞はアイドルデビューみたいで、むかし山口百恵や小泉今日子がデビューしたオーディション番組”スター誕生”のようなものだと私は思っている。

 

 私は中の一番の桜花賞馬は1990年の桜花賞馬アグネスフローラかな。

 

 後日、競馬雑誌”優駿”で、長浜調教師が「桜花賞を獲るために生まれてきた馬」と語っていて、見事母アグネスレディが果たせなかった桜花賞を制覇した。

 

 今年の桜花賞アイドルデビューを目指す18頭の牝馬が勢揃いする。

 

 気候の関係で、サクラの開花が例年より遅れていて、いつもは散り始めたサクラの中でレースが行われるが、今年は満開のサクラのなかで観ることができそうでとても楽しみだ。

 

 全頭無事にレースを迎えて、無事に走りきることを願う。